COVID-19における医薬品適応外使用の安全な実施体制構築に向けた全国実態調査
Project/Area Number |
22H04397
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3240:Society medicine, nursing, and related fields
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
SHIBATA Takahiro 徳島大学, 病院, 薬剤師
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2023-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
Fiscal Year 2022: ¥470,000 (Direct Cost: ¥470,000)
|
Keywords | COVID-19 / 実態調査 |
Outline of Research at the Start |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し保険承認された医薬品は非常に少ない。一方で、『適応外使用』という枠組みで保険承認されていない医薬品がCOVID-19治療に用いられている。医薬品の適応外使用は安全性が担保されておらず、適切な安全対策を講じる必要がある。本研究は、COVID-19治療における医薬品適応外使用の実態を全国規模で調査することを目的とする。本調査により得られた知見を基に、COVID-19パンデミック下における安全な医薬品適応外使用の実施体制の構築を目指す。
|
Outline of Final Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し保険承認された医薬品は非常に少ない。一方で、『適応外使用』という枠組みで保険承認されていない医薬品がCOVID-19 治療に用いられている。本研究は、COVID-19 治療における医薬品適応外使用の実態を調査することを目的とした。徳島県内感染対策向上加算1の施設に調査を行った結果、調査対象施設ではCOVID19における適応外使用を行った施設は少なく、適応外使用をする場合は、院内で適切な審査を受けた上で使用されていること、また、薬剤師が適応外使用に関する安全対策に寄与していることが明らかになった。
|
Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究はこれまでブラックボックスであった COVID-19 治療に対する医薬品適応外使用の実態を調査する初めての研究である。本研究結果は他の医薬品の適応外使用における安全対策構築に応用可能であり、本研究の推進は本邦の医薬品使用の安全性向上に繋がる。
|
Report
(2 results)
Research Products
(1 results)