Project/Area Number |
22H04922
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Research Category |
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (platforms for Advanced Technologies and Research Resources)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30322332)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 純一郎 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70176428)
中村 卓郎 東京医科大学, 医学部, 特任教授 (00180373)
高田 昌彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教授 (00236233)
清宮 啓之 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 部長 (50280623)
八尾 良司 公益財団法人がん研究会, がん研究所 細胞生物部, 部長 (80291095)
山崎 聡 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50625580)
荒木 喜美 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 教授 (90211705)
阿部 学 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (10334674)
山田 泰広 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70313872)
伊川 正人 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (20304066)
高橋 智 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50271896)
真下 知士 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80397554)
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
小林 憲太 生理学研究所, 行動・代謝分子解析センター, 准教授 (70315662)
井上 謙一 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 助教 (90455395)
豊國 伸哉 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90252460)
二口 充 山形大学, 医学部, 教授 (60275120)
神田 浩明 地方独立行政法人埼玉県立病院機構埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 病院 病理診断科, 科長(兼)診療部長 (90260067)
上野 正樹 香川大学, 医学部, 教授 (30322267)
宮崎 龍彦 岐阜大学, 医学部附属病院, 教授 (80239384)
高松 学 公益財団法人がん研究会, がん研究所 病理部, 研究員 (00750366)
宮川 剛 藤田医科大学, 医科学研究センター, 教授 (10301780)
高雄 啓三 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (80420397)
池田 和隆 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神薬理研究部, 部長 (60281656)
井手 聡一郎 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 副参事研究員 (30389118)
新田 淳美 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (20275093)
尾藤 晴彦 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (00291964)
虫明 元 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (80219849)
小山内 実 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90286419)
旦 慎吾 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子薬理部, 部長 (70332202)
馬島 哲夫 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 主任研究員 (30311228)
田代 悦 昭和薬科大学, 薬学部, 准教授 (00365446)
堂前 直 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 副部門長 (00321787)
松本 健 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 専任研究員 (60222311)
川田 学 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 部長 (20300808)
田原 栄俊 広島大学, 医系科学研究科(薬), 教授 (00271065)
掛谷 秀昭 京都大学, 薬学研究科, 教授 (00270596)
澤崎 達也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (50314969)
松浦 正明 帝京大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (40173794)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥2,445,300,000 (Direct Cost: ¥1,881,000,000、Indirect Cost: ¥564,300,000)
Fiscal Year 2024: ¥407,550,000 (Direct Cost: ¥313,500,000、Indirect Cost: ¥94,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥407,550,000 (Direct Cost: ¥313,500,000、Indirect Cost: ¥94,050,000)
Fiscal Year 2022: ¥407,550,000 (Direct Cost: ¥313,500,000、Indirect Cost: ¥94,050,000)
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Keywords | モデル動物作製 / ゲノム編集 / 病理形態解析 / 生理機能解析 / 分子プロファイリング / 分子探索・プロファイリング |
Outline of Research at the Start |
モデル動物を用いた研究は、ヒトへの応用の前段階として、細胞レベルの研究で得られた成果を高度に組織化された個体において実証するためや、遺伝子改変動物においては個体としてどのような表現型を示すかを検証する上で極めて重要である。本プラットフォームは、遺伝子改変動物を初めとする先進的なモデル動物を作製し、その病理形態解析や生理機能解析を支援する。さらに、これまでに構築した先進的な分子プロファイリング技術・資源を利用し、個体レベルの研究の端緒となる分子・細胞レベルの研究支援を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
1, 総括支援活動:ホームページを随時更新して情報発信し、成果シンポジウム、学会展示会、ランチョンセミナーなど積極的広報活動を行った。若手支援技術講習会(9/8-10、名古屋、132名参加)を開催して若手の修練・交流を支援し、成果発表会(2/8-9、大津、122名参加)では支援成果を把握・総括した。 2, モデル動物作成支援活動:年2回の公募に対し合計122件の応募があり、うち69件についてはプレコンサルテーションを行った。モデル動物作製支援79件、ウイルス作製支援14件の計93件が採択された。担当支援拠点との個別協議が行われ、カスタム化された遺伝子改変動物とウイルスベクターが作製され、依頼者に提供された。 3, 病理形態解析支援活動:マウスやラットなど動物個体に認める病的所見やその治療効果を、H&E染色や免疫染色など主に光学顕微鏡を使用する解析技術を駆使して表現型を解釈する支援を実施した。26件の申請に対し25件を採択し、解剖、標本作製、免疫染色、その定量化など多彩な解析を行い、論文の投稿・改訂も支援した。 4, 生理機能解析支援活動:行動学的解析21件、薬理学的解析26件、光技術による操作解析7件、多機能電極・計測データ解析13件、計67件全てについてプレコンサルテーションを行い、計画的支援を実施した。支援は、動物モデルにおける病態・生理学的基盤の解明推進などに寄与し、J Clin Invest誌などに成果が発表された。 5, 分子プロファイリング支援活動:のべ274件の申請に対し、化合物評価143件(細胞パネル41、細胞表現型72、トランスクリプトーム13、プロテオーム10、ゼブラフィッシュ表現型7)、分子探索86件(標準阻害剤キット56、小分子RNA標的遺伝子3、バーコードshRNAシーケンス24、化合物標的タンパク質2、網羅的タンパク質相互作用1)の計229件を採択し、順次実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1, 総括支援活動:事務局体制が確立し、プラットフォーム(PF)内の連携が前年度以上に円滑化すると共に、被支援者向けのワンストップ窓口としても迅速かつ適切な対応で利用促進に貢献することが出来た。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、若手支援技術講習会および成果発表会における学術交流・情報交換を例年以上に活発化することが出来た。 2, モデル動物作成支援活動:PF第二期から始まった遺伝子改変マウス・ラット作製およびウイルスベクター作製という支援項目を広く周知することにより多くの課題応募があり、学術的意義の高い研究を採択し、支援することができている。また、ニーズを詳細に把握することにより依頼者の要望に対して的確な対応が可能な体制が構築されている。 3, 病理形態解析支援活動:2年目であったが、十分な数の申請が集まり、25件の支援を実施することができた。外部委員2名を含む審査はウェブで実施しているが、円滑に業務を果たすことができている。班員の専門性に応じて支援の振り分けも問題なく実施できた。2月の成果発表会においても、本支援による興味ある成果が複数披露された。 4, 生理機能解析支援活動:支援対象者のモデルマウスを対象にした行動解析支援を21課題、依存性薬物や治療薬の感受性に関連する行動解析および規制薬物作用ゲノム関連解析支援を26課題、光遺伝学に関する最新技術を活用した研究支援を7課題、多機能集積化電極による最先端の技術提供を行う多元的生理機能計測操作支援を13課題で実施した。 5, 分子プロファイリング支援活動:前期から継承した細胞パネルなどの化合物評価支援4系、および標準阻害剤キットなどの分子探索支援2系は安定した支援実績を残した。また、第2期から加わった分子探索支援、アドホック支援(ゼブラフィッシュ表現型)に関しても、支援の周知が功を奏し、順調に支援実績を伸ばすことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
1, 総括支援活動:前年度の活動を継続し、アドホックも含めた支援内容の周知拡大、利用促進を図る。各担当者と緊密な連絡を保ち、ワンストップ窓口の機能をさらに強化することでサービスの向上を図る。若手支援技術講習会および成果発表会については学術的内容に加え、過去のアンケート結果等も分析しながら企画・運営に当たる。 2, モデル動物作成支援活動:引き続き広報活動と被支援者との対話を通してニーズを把握し、要望に的確に対応する。また、先端的な遺伝子改変技術やウイルスベクター開発を行い、支援に活用することにより、国内のモデル動物研究の発展を推進する。作製された遺伝子改変動物を公共リソースバンクに供出することにより、学術基盤としての研究リソース整備に貢献する。 3, 病理形態解析支援活動:諸学会や若手支援技術講習会等を通じて本制度の周知を強化する。特に、アドホック支援の内容の見える化を図る。また、AI技術を取り入れた定量化などの解析に関して、新たに技術提供できるようにしたいと考えている。 4, 生理機能解析支援活動:6つの拠点への支援申請が何れも安定して多数であることから、引き続きニーズに応えられるように拠点数を8つ増やし、技術力を維持・向上させ、プレコンサルテーションで有意義な計画を立案し、公正に支援課題を選考し、支援実施体制をハイレベルに保つ。また、支援該当部の論文分担執筆を積極的に進め、成果の公表にも貢献する。 5, 分子プロファイリング支援活動:被支援者の要望に応じたカスタマイズ対応・支援実施後のフォロー(フィードバックミーティングによる科学的助言・技術指導、高次支援の勧奨など)に努めるとともに、効果的な共同研究の提案・斡旋を進める。また、オープンサイエンスに向けた取り組みとして、得られた研究成果の公的データベースへの登録を奨励するとともに、支援の基盤となる独自データベースの公開を進める。
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