Project/Area Number |
22K00213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 01070:Theory of art practice-related
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
浅野 雅子 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (20404791)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
豊巻 敦人 北海道大学, 大学病院, 助教 (70515494)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 音楽療法 / ボーカロイド / 精神症状 / Web調査 / 音楽聴取 / デジタルデバイス |
Outline of Research at the Start |
本研究ではキュレーションアプリで提示される自動的に最適と感じる楽曲を毎日聴取することで、健常者やうつ病患者の不安や抑うつ症状の改善が見られるか検討する。さらにそれらのデバイスを用いて作業記憶や遂行機能の駆動が必要な介入を行い、認知機能の改善効果について検討する。これらの介入について、うつ症状や不安症状の主観的評価に加えて、専門家による心理機能の評価、脳波による情動に関連した神経活動、神経心理検査による客観的な認知機能など多角的に評価し、本研究で提案する新規の音楽療法の効果について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
古くから実践されてきた音楽療法にICTやデジタルデバイスを加えることで新規の音楽療法を創発し、その効果についてエビデンスベースで明らかにするための事前情報を収集した。 音楽キュレーションアプリを用いることで本人の自主的な選択よりも最適に感じる楽曲が自動的に提示できるが、この音楽を毎日聴取することで不安症状等の改善がみられるかを検討したい。しかしどのような症状を持つ人にどのような楽曲をキュレーションすべきかは現時点では明らかでない。そこでWebを通した質問紙調査を用い、広く楽曲によるポジティブな気分変化についての知見を収集し、キュレーションの前提となる楽曲と気分変化の関係を明らかにしていく。楽曲キュレーションアプリとしてKiiteを用いる予定であり、Kiiteでは基本的にはボカロ曲が提示される。そのため特にボカロ曲を愛好する人にどのような性格的特徴や生育環境の特徴があるかを検証するため匿名でのオンライン・インタビューを行った。内容はボカロ曲に抱く印象、ボカロ曲の聴取・作曲等による肯定的な変化、生育環境、自身の性格等であり、研究代表者らが半構造的に質問した。成人19名(女性14名、25.73±4.38、20~38歳)が本研究に参加した。 結果、ボカロ曲を好む理由として人間離れした人工的な歌声が挙げられた(6/19回答)。15/16の有効回答では、参加者が真面目な子どもであることや、他人を気遣う性格である(4.1点/5点)ことが示された。結論としてボカロ曲を好む人は真面目で他人を思いやる傾向があり、ボカロ曲を好む理由では非人間性を挙げる人が多いことから他者への気遣いに疲労しており、ボカロ曲に安らぎを感じている可能性が示唆された。デジタル機器を活用した音楽療法は人と接することによる動揺を軽減するのに有効かもしれない。今後は大規模な調査を通じてさらに検証を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度はインタビュー調査を踏まえ、大規模調査を行う予定であったが、インタビュー調査にとどまったいるため
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査内容の質的分析を行い、予定している大規模調査に着手していく。 、
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)