• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

認知言語学的視点による失語症者の意味ネットワーク構造の解明

Research Project

Project/Area Number 22K00523
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 02060:Linguistics-related
Research InstitutionKumamoto Health Science University

Principal Investigator

大塚 裕一  熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (70638436)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮本 恵美  熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (80623511)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Keywords失語症 / 名詞 / 多義 / 親密度 / 認知言語学 / 意味ネットワーク / 多義語 / 失語症評価
Outline of Research at the Start

本研究では、失語症者の日常生活における「名詞」の言語運用の障害に対して、一つの言葉が複数の意味で用いられる多義性の考えを重視し、認知言語学の考えである意味ネットワークの視点からその特徴を明らかにする。そして失語症者の重症度別、タイプ別で、意味ネットワーク構造のどの部分まで理解や表出が可能かを明らかにし、失語症者の言語知識をモデル化することを目的とする。その後、これまでの方法とは異なる、新たな意味ネットワークに即した日常生活の言語運用に対応する失語症評価や訓練方法として導入をめざし、将来的には言語発達障害、日本語教育分野での運用につなげる

Outline of Annual Research Achievements

一般的に言語聴覚士は、多くの語彙が「多義」であるにもかかわらず「単義」と捉え、  失語症の評価や訓練を実施している。そして、語彙の「中心義」の理解、表出が可能であればその語彙の運用能力は保たれていると判断している。つまり、現況での失語症者に対する評価や訓練では、日常生活で運用される正確な語彙の理解・表出能力は把握できないと考えている。この問題点を解決するために、我々は、語の意味を部分的な共通性によって結びついた集合体とみなすという認知言語学の意味ネットワークの視点を用いて研究を実施している。具体的は、「名詞」について失語症者が意味ネットワークのどの部分まで理解や表出が可能かを失語症のタイプ別、重症度別に明らかにすること、また、その結果をもとに失語症者の言語知識をモデル化し、今後の失語症評価、訓練教材の提案に寄与することを目的としている。
令和6年度は、令和5年度に実施した名詞の語義別単語親密度の値を条件に多義語の語義を3つに分類した言語理解課題を元に実施方法の修正を検討した。具体的には、以下のような方法である。1)令和5年度の課題作成の際に選定した名詞を課題名詞とする。2)検査者は、被験者(健常者および失語症者)に対し課題名詞(例:手)を使った文を5つ想起するように指示を与える、3)被験者には口頭または書字にて表出してもらう、4)その際、被験者が口頭で表出した場合には、検査者がその発話を聞き取り記録する。5)想起された文をすべて収集し、各文の中で使用されている名詞の意味用法や親密度を集計し、健常者や失語症者の名詞の意味ネットワーク構造を検討する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

各病院施設における感染症対策の影響もあり、対象の失語症患者を多くは集めることができなかったことが最も大きな原因である。また、課題内容の実施方法の変更をする必要性が生じたことも原因の一つと考えられる。

Strategy for Future Research Activity

熊本県在住の言語聴覚士である研究協力者にも失語症者に対する名詞の語義別単語親密度の値を条件に多義語の語義を3つに分類した名詞を用いた文想起課題の測定を依頼
し、データを蓄積する。その後、解析を行いその成果を学会で報告する予定である。

Report

(3 results)
  • 2024 Research-status Report
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 名詞の多義性に着目した評価方法の開発 ―健常者を対象とした予備的研究―2024

    • Author(s)
      立場文音、大塚裕一、宮本恵美
    • Organizer
      第12回日本言語聴覚士協会九州地区学術集会大分大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2025-12-26  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi