Project/Area Number |
22K00654
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02090:Japanese language education-related
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Research Institution | Kagawa National College of Technology |
Principal Investigator |
内田 由理子 香川高等専門学校, 一般教育科(詫間キャンパス), 教授 (90259945)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大槻 香子 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (20240426)
浦家 淳博 釧路工業高等専門学校, 創造工学科, 教授 (30193957)
舩越 高樹 独立行政法人国立高等専門学校機構(教育研究調査室), 本部, 特命准教授 (40792015)
阿部 恵 函館工業高等専門学校, 校長, 校長 (50342449)
三橋 和彦 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (60311114)
角谷 英則 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 准教授 (90342550)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 留学生修学支援 / 高専外国人留学生 / 留学生適応実態調査 / 留学生修学支援教育プログラム / 外国人留学生 / 異文化コミュニケーション / チューター教育 / 修学支援 |
Outline of Research at the Start |
本研究の遂行は,留学キャリア達成に焦点を当てた研究として先駆的性質をもつとともに,不適応要因を多角的・多層的観点から分析し,開発教材や支援活動を教育現場に導入・展開する実証的・実践的研究である。留学キャリア形成の修学支援システムを国別教育プログラムをモデル構築し,グローバル人材教育の展開に資するものである。
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Outline of Annual Research Achievements |
外国人留学生が直面する問題を,入学初年次から卒業年次までにおける各学年特有の課題,文化や社会的背景などの観点から国別に分析し,適応を阻害する要因並びに留学中断・ドロップアウトの各種状況を明晰するとともに,留学前事前教育のあり方,多文化教育,学習支援,進路指導,チューター教育,留学生に特化した相談体制など,留学キャリア形成のための指導・支援システムを国別教育プログラムとしてモデル確立し,全高専での教育展開の基盤をなすことを研究の最終目的とする。 香川高専にて,留学生修学支援ワークショップを週1回,年間約40回開催し,学年や年間スケジュールにおける外国人留学生の学習・生活のつまづき,悩み,困難な状況等を把握・整理するとともに,抽出された課題に対して解決に向けた教育プログラムの基盤を構築した。加えて,日本人チューターの役割が外国人留学生の修学継続に重要な位置を占めることから,日本人チューター教育(異文化コミュニケーション理解,ピア・サポート,イージージャパニーズトレーニング等)の実践、ならびに異文化コミュニケーションを中心とした授業(香川高専4年生対象「社会科学Ⅱ」)におけるイージージャパニーズの教育展開を蓄積している。また,両実践を連結させた日本語授業の教材開発等を遂行中である。 留学生活の適応に関する外国人留学生対象調査を設計し実施,分析に取り組んでいる。 本研究実践成果を,日本高専学会2023発表「留学生の修学サポート -支援体制構築の展開-」にて公表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね順調に進展している。研究分担者によっては、勤務地・役職の異動により、研究活動が停滞している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究が停滞している研究分担者の、今年度の研究体制の確認と柔軟に取り組める環境整備、国外異動の研究者との連携体制整備が必要である。
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