新学習指導要領の「三つの資質・能力」を育むリンガ・フランカ教育の実践と効果の検証
Project/Area Number |
22K00721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Kobe Women's University |
Principal Investigator |
水野 邦太郎 神戸女子大学, 文学部, 教授 (40320840)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | リンガフランカとしての英語 / 教科教育法 / 新学習指導要領の三つの資質・能力 / Capacity モデル / ICT / リンガ・フランカ / 共同オンライン国際学習 |
Outline of Research at the Start |
ELF の言語使用観と言語能力観に基づく「リンガ・フランカ教育」を学校英語教育で実践するために,どのような「国境を超えた対話」を英語の授業で実践すれば,生徒・学生が「三つの資質・能力」を育みながら「ELF の豊かな使い手」になれるかを研究する。そして「リンガ・フランカとしての英語」の観点から日本の学校英語教育の「目的・方法・評価」のあり方に提言をする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,ELF (English as a Lingua Franca) の言語使用観と言語能力観に基づく「リンガ・フランカ教育」を学校英語教育で実践するために,どのような「国境を超えた対話」を英語の授業で実践すれば,生徒・学生が「三つの資質・能力」を育みながら「ELF の豊かな使い手」になれるかを研究する。そして「リンガ・フランカとしての英語」の観点から日本の学校英語教育の「目的・方法・評価」のあり方に提言をする。そこで,令和4年度はどのようなテーマについて対話 (議論)をするかを検討した。また,交流する相手として海外の大学の教育学部にコンタクトをとり実現に向けて検討を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本学の教育学科の学生が小学校の教諭を目指していることから,小学校で教える「国語・算数・理科・社会・音楽・美術・英語」の教科教育の内容・方法について,海外で同じく小学校の教諭を目指す学生と議論するため準備を開始した。具体的には,アメリカとフィンランドの教科書の分析と考察を開始した。交流相手として,アメリカのアーカンソー大学の教育学部と交流できることが決まった。
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Strategy for Future Research Activity |
日本とアメリカとフィンランドの各教科の教科書の比較分析を行いながら,教科書にその国独自の思考様式や知識がどのように反映されているかを明らかにしていく。そして,令和7年度に行う海外の教育学部との交流の実現に向けて準備をしていく。一方,交流相手として,神戸の姉妹都市であるシアトルにあるワシントン大学と教育立国であるフィンランドの教育学部との交流の実現に向けて努力していく。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)