Project/Area Number |
22K00801
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Tokyo University of Technology |
Principal Investigator |
陳 淑梅 東京工科大学, 教養学環, 教授 (50296737)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀田 弘之 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (00194994)
しゃ 錦華 東京工科大学, 工学部, 教授 (10257264)
大野 澄雄 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 教授 (80256677)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | サイバー空間 / 疑似環境 / 体験型 / 中国語学習 / 拡張リアリティ / 学習環境 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、以下のように行う: 現地留学・旅行と同様の機能がある疑似環境の構築により、学習者が実際の場面に身を置き、自分の考えを中国語で発想し伝えることを訓練させる。同時に、実用的な中国語の語彙、構文、豊かな表現習得の強化につながるような要素を明らかにし、それをもとに疑似環境構築法を確立する。これらのことを体系化する。 サイバー空間システムの構築により、学習者が臨場感のある環境に身を置くことを実現するサイバー空間システムの構築法の要件と手順を明確にする。また、この中国語学習環境を総合的に評価するために、定量的評価指標を新たに提唱し、それを用いて学習の最終目標に合致した語学力の総合評価を実現する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、疑似環境を構築することにより、中国語の発音訓練・語彙獲得・基本文型習得の強化、会話を実践することを可能にすることである。高度なコミュニケーション力を総合的に身に着けるための体験型学習環境を実現するために、サイバー空間システムを構築し、その有効性、正確さ、効率などを検証する。 コロナ禍により留学・旅行者数が減少するなど、日本人学習者が中国母国語話者と直接中国語で会話をする機会が大きく損なわれている。この点に着目し本研究では、だれでも・いつでも・どこでも気兼ねなく中国語を学習できるサイバー空間を構築し、従来の座学環境では得られ難いコミュニケーション力と問題解決力を同時に身に着けるために、どのように疑似環境を構築すればよいか、その環境を利用することにより、従来の教育法とどのように違いがあるかを学術的に解明する。現地留学・旅行と同様の機能がある疑似環境の構築により、学習者が実際の場面に身を置き、自分の考えを中国語で発想し伝えることを訓練させる。同時に、実用的な中国語の語彙、構文、豊かな表現習得の強化につながるような要素を明らかにし、それをもとに疑似環境構築法を確立する。サイバー空間システムの構築により、学習者が臨場感のある環境に身を置くことを実現するサイバー空間システムの構築法の要件と手順を明確にする。また、この中国語学習環境を総合的に評価するために、定量的評価指標を新たに提唱し、それを用いて学習の最終目標に合致した語学力の総合評価を実現する。 1年目の令和4年度は、会話実践場面を決定した。その場面に合わせて実用的な中国語の語彙、構文、会話文などの選定し、それをもとに疑似環境構築法を確立した。また、中国現地に向かい、そこで実際の場面と生きた中国語のリサーチし、映像撮影の計画を立てた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の目的は、サイバー空間を生かして臨場感のある教育場を提供し、中国語を学習することにより、従来の座学環境では得られ難いコミュニケーション力と問題解決力を同時に身に着けるために、どのように疑似環境を構築すればよいか、その環境を利用することにより、従来の教育法とどのように違いがあるかを明らかにすることを目的としている。 実施計画では1年目は、1、会話実践場面の決定、2、実用的な中国語の語彙、構文、会話文などの選定、3、それをもとに疑似環境構築法を確立する。上記の計画に合わせて、会話の場面の選定を行ったうえで、場面に合わせて、初級中国語で学ばなければならない語彙、構文を中心に会話文の作成を行った。また、VR空間での自習用アプリのテスト版を作成し VR空間と単なる画面共有との間の共同作業の比較を行った。さらに、本研究に関連して、メタバースコンテンツ開発スキルの向上と知識の蓄積・確認を目的として、メタバース(VR)を活用した石川県能登半島の外国人観光客向けコンテンツ制作に参加・協力した。 以上述べたように、1年目の研究計画をおおむね実施できたと言える。
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Strategy for Future Research Activity |
1年目の研究成果に基づき、2年目はサイバー空間システムの構築に着手する。まず、中国語学習の場としてのサイバー空間が満たすべき諸要件(ハードウェア要件、ソフトウェア要件)およびその場でどんな活動を学習者・教師が行うのかなどを明確化すると共に、構築手順を再度確認しガントチャートなどを利用して明確化する。あわせて、中国語教材の作成・整備およびメタバース空間内における教授法の設計を行う。具体的には、以下の要領で2年目の研究を推進する。 (1)サイバー空間(教室)の構築 メタバースアプリの1つである「Meta Horizon Workrooms」などを利用し、仮想的な中国語学習教室を実装するとともに、そのような空間を活用した語彙・構文学習コンテンツを作成する。また、動詞を学ぶ場合には、仮想空間内でその行動を行い、言語による理解とともに、体感としての学びも行えるようにする。さらには、メタバース内に実際の中国人母国語話者にネットを介して海外から参加してもらい、実際の対話練習・体験を学習者が得ることもできるようにする。 (2)教材の作成・整備 メタバース内で学ぶ語彙を選定し、そのコンテンツを作成する。具体的には、名詞は初学者の興味を惹く中国の名産品や料理を、動詞は、安全性を考慮し、その場に座って行える行動を中心に作成する。 (3)教授法の有効性の検証 言語表現と意味と行動(振る舞い)を一体として(全体として)、体感できるような学びを試み、従来の教授法と比較して劣化していないこと、さらには、どのような点が優れているのかを検証する。 3年目は、上記2年目までの研究成果を踏まえ、メタバース内で使用できる教材の充実(語彙、構文、会話例など)を測るとともに、実際に中国語初学者に対して適用し、従来の教授法がメタバース内においてもそのまま使えるかなどを確認する。
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