Project/Area Number |
22K00824
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
杉浦 理恵 東海大学, 国際文化学部, 教授 (60413738)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 典子 高知大学, 教育研究部人文社会科学系人文社会科学部門, 教授 (30510292)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | 高校英語科検定教科書 / SDGs / CLIL / 課題解決型活動 / 高等学校英語科検定教科書 / 課題解決型言語活動 / 英語科教科書 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、高等学校の英語科検定教科書を活用し、教室内あるいはオンラインで取り組むことができる、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)をテーマとした具体的な課題解決型言語活動を提案する。高等学校の1、2学年を対象とした英語科検定教科書で扱われている題材を、単元ごとに SDGs 17 のゴールに分類し、その結果を基に、教科書による学習と関連させた SDGs をテーマとする課題解決型言語活動を作成する。作成した活動を高等学校の生徒を対象に実施し、その結果を踏まえ、高等学校で実施可能な SDGs を扱った課題解決型言語活動の提案をする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、高等学校の英語科検定教科書を活用し、教室内あるいはオンラインで取り組むことができる、SDGs (Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標 )をテーマとした具体的な課題解決型言語活動を提案することを目的とし、研究を進めている。 研究の初年度である2022年度は、高等学校の英語科検定教科書「英語コミュニケーションⅠ」で扱われている題材を、単元ごとに SDGsの17のゴールに分類し、SDGs との関連性を精査し、その成果を論文として発表した。2023年度は、英語科検定教科書「英語コミュニケーションⅡ」についてもSDGsの視点から分析し、学会で口頭発表を行った。教科書分析から、SDGsがどのように単元の内容や言語活動と関連付けて扱われているかを明らかにすることができた。また、現代社会の多様な課題に向き合うことができる生徒の育成に向けて、教科書を用いてSDGsをテーマに課題解決型活動を実施する教育の可能性を示唆することができた。さらに2023年度は、教科書を活用した授業案を作成し、協力校で高等学校1年生を対象に実際に授業を実践した。当該授業を受けた高校生を対象に授業内容の理解度や意欲についてアンケートと授業観察を行い、SDGs及び英語学習に対する態度を調査し、より効果的な教材開発を研究した。 最終年度には、研究成果を教育現場に還元できるよう、教科書で扱われているSDGsに関わる内容を活用して課題解決型活動として実践できるように、具体的な授業案を提案する計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の計画どおり、高等学校の1, 2年生の英語科検定教科書で扱われている題材を分析し終えている。2023年度は、協力校において教科書を活用しながらSDGsを取り上げた授業実践を高等学校1年生を対象に実施し、その取り組みに関してアンケートを実施した。ただ、その結果分析が終了していないことと、高校2年生を対象とした教材開発が遅れていることから、「やや遅れている」と評価している。
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Strategy for Future Research Activity |
協力校の高等学校1年生を対象とした課題解決型言語活動の授業実践の結果を英語教育関連の学会で口頭発表する予定である。また、論文としてまとめ投稿する計画である。さらに、教育現場に還元できるように、具体的な課題解決型活動を示した授業案を紹介する冊子を作成する計画である。
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