Conversation analytic study of group orientation in EFL group work
Project/Area Number |
22K00833
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
増田 将伸 京都産業大学, 共通教育推進機構, 准教授 (90460998)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
早野 薫 日本女子大学, 文学部, 准教授 (20647143)
遠藤 智子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40724422)
黒嶋 智美 玉川大学, ELFセンター, 准教授 (50714002)
横森 大輔 京都大学, 国際高等教育院, 准教授 (90723990)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | グループワーク / 会話分析 / 認識性 / 意見の不一致 / 英語学習 / 英語教育 / 同調志向 |
Outline of Research at the Start |
大学英語授業内グループワーク(以下GW)における同調志向を解消して主体的な学習を導くために、学生間の相互行為を分析し、授業内活動の種類に応じてGWの設計や教示方法を提案する。以下の4段階で研究を進める。 ①会話分析の手法により発話の特徴を詳細に分析し、同調志向が出現する仕組みを明らかにする。 ②分析結果を基に、学習活動のデザイン(タスクの種類、習熟度、使用言語等)と相互行為の展開パターンの相関を記述し、GWの設計や具体的な教示方法を考案する。 ③考案内容を教育現場で試行して分析で得られた知見と比較し、改良を重ねる。 ④GWの設計案や教示方法について教育現場への提案を具体的事例とともにまとめ、公開する。
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Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き、各自がデータを整備しつつ分析を深化させた。今年度から坂尾結衣(京都大学大学院)を研究協力者に加えた。上半期は国際学会(International Pragmatic Conference, International Conference on Conversation Analysis)に参加し、発表1件を行うとともに最先端の研究動向にふれた。9月にはセミクローズドでワークショップ「外国語学習場面の会話分析」を開催し、本研究メンバーと外国語場面の会話分析に長けた先進研究者3名で議論・交流の場を持つことができた。3月にはEMCA研究会のテーマセッション「授業・教育実践のEMCA研究」に参加し、EMCA研究が授業・教育実践を明らかにし、実践に貢献する可能性について議論した。 メンバーの研究成果は上記ワークショップおよび内部会合5回で検討し、それを基に下半期にコミュニケーション研究・英語教育・応用言語学関係の国内学会で発表3件を行って関連研究者と議論することができた。研究主題としては、相手の理解可能性への配慮、理解のトラブルや解答の不一致への対処、言語面の支援を行う権限と母語話者性の関係、白板等の教具の活用などを扱い、前年度からさらに分析の幅を広げることができた。今年度は研究成果を論文にまでまとめることはできなかったが、次年度の国内学会発表1件が採択決定しているなど、次年度に展開可能な基盤をある程度築くことはできたので、次年度にさらに発展させていきたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
国際学会やワークショップを通じて研究知見や交流を得ることができ、扱う研究主題の幅を広げて次年度以降に展開できる研究基盤をある程度築くことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究メンバーで議論を重ね、研究期間後半のシンポジウム開催や国際学会発表に向けて研究を洗練させていく。あわせて、分析に基づいて考案した学習活動のデザインを教育現場で試行し、検討を行う。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)