Anthropological study on modern halal industry: institutionalization, service, and consumption
Project/Area Number |
22K01080
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 04030:Cultural anthropology and folklore-related
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Research Institution | Chiba Institute of Technology |
Principal Investigator |
砂井 紫里 千葉工業大学, 社会システム科学部, 准教授 (90367152)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 台湾 / ハラール / 素食/蔬食 / 食実践 / ムスリム / ベジタリアン / 第三者認証 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、グローバルに広がる現代ハラール産業とその影響について、制度化やサービス・消費にみる規範と実践、飲食実践を通した自己・他者認識を分析する。台湾と日本における参与観察と聞き取り調査を通じて制度化の実態や商品開発や食実践についての資料を収集する。本研究では、トランスナショナルなつながりや、行政・第三セクター・事業者・生活者等の多声性を捉えるとともに、その他の食品認証との比較から、「お墨付き」がもたらす社会的相互作用を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、グローバルに広がる現代ハラール産業とその影響について、制度化やサービス・消費にみる規範と実践、飲食実践を通した自己・他者認識を明らかにすることを目的としている。台湾と日本における制度化の実態、商品開発、人びとの食実践を対象とし、その他の食品認証との比較から、「お墨付き」がもたらす社会的相互作用を明らかにする。 今年度は、日本・台湾のハラール認証およびムスリムの食実践と菜食について現地調査と資料の整理を行った。台湾ではハラール認証の担い手の多様化とともに、情報の集約が公的機関・第三セクター・民間で進められている。6月の台湾調査では、ハラール食品と素食/蔬菜の商品展開と認証について聞き取り調査を行った。8月の台湾調査では、清真の食肉店・飲食店、および素食/蔬菜の商品展開・飲食店について聞き取り調査と観察を行った。また、初年度に行った飲食と多文化理解に関するセミナーでの報告をもとに、学校現場での食の多様性への取り組みについて論稿としてまとめた。 年度後半は、これまでの調査で得た資料の整理と分析を行った。イスラームと観光に関する共同研究に参加し、観光活動とムスリムの飲食について意見交換した。ハラール認証基準に関する共同研究に参加し、各国事情について意見交換した。文化としての食に関する共同研究に参加し、台湾における菜食について意見交換した。また台湾および中国のムスリムの飲食実践について事例を整理し、国際会議および公開シンポジウムなどで報告した。 台湾の菜食とムスリムの飲食について、異なる社会スケールでの実践と規範、およびその他の食品認証との比較に向けて、グローバルな価値のローカルな文脈での適用事例を蓄積しつつある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
基本的な文献資料を収集するとともに、人びとの生活実践における認識と適用について参与観察と聞き取り調査を通して把握することを目標とした。台湾と日本で調査を行い、おおむね予定通りに、文献とデータを収集することができている。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに得た資料の整理・分析を進めるとともに、資料収集とフィールドワークを行う。年に2回の現地調査を計画している。次年度も引き続き、認証関係者、サービス提供者、飲食店、消費者の生活実践と認識について参与観察と聞き取り調査を行い、データの収集と分析を進める。共同研究会等において報告しフィードバックを得る。また国際会議・セミナーや国際見本市への参加を通じて専門家や研究者との交流を深める。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)