nonstationary seasonal economic time series analysis: theory and applications
Project/Area Number |
22K01428
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07030:Economic statistics-related
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Research Institution | Tokyo Keizai University |
Principal Investigator |
国友 直人 東京経済大学, 経営学部, 客員研究員 (10153313)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 整尚 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (60280525)
高岡 慎 琉球大学, 国際地域創造学部, 准教授 (60376663)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 非定常経済時系列 / トレンド・循環・季節性 / X-13ARIMA-SEATS / マクロ経済時系列 / 経済時系列 / 非定常性 / 季節性 / 公的統計 |
Outline of Research at the Start |
この研究プロジェクトでは従来の経済時系列の分析では十分には検討されていない季節調整法を含む非定常時系列の分析方法をデータサイエンスとして研究、実際の経済データを用いた計量分析を行う。特に季節性やノイズを含む多次元非定常時系列、高次元問題などを検討する。なおここでの高次元問題とは近年のDNA解析などを念頭に展開されている方法とは異なる、高次元の非定常時系列分析を意味している。
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Outline of Annual Research Achievements |
この研究プロジェクトでは日本の社会・経済、とりわけマクロ経済の動向を理解する為に、 最近のデータサイエンスの展開を踏まえた非定常多次元時系列の分析法を開発、季節調整 法を含めたマクロ経済のデータ分析を行った。時々起きる大きな経済変動、時間的に異なる 頻度で観察されている多数の非定常性を含む経済データ同時に扱い、変数間の関係を分析する統計的方法はなお十分に研究されているとは必ずしも言えない。また最近では金融データなど秒単 位の短い時間間隔のデータも利用可能となる一方、月次・四半期・年単位といったかなり 長い時間間隔で通常の経済活動は報告されている。こうした側面を統一的に理解し、季節 性を含む多様な時間間隔で得られる経済時系列、経済・金融で観察される互いに関連する 多数の非定常性を含む経済データの分析法の確立を目指す。非定常季節経済データ分析に おける問題について新しい統計理論の枠組みを構築し、理論に基づく季節調整法の開発、 経済時系列データに焦点を当てた実証分析を行った。 2022年度の研究活動の幾つかを具体的に説明は以下の通りである。 1. 基礎理論:非定常系列における状態推定のフィルタリング理論の検討を行った。特にforward-filteringとbackward-filteringの関係を検討、さらに構造変化の周波数領域でのとらえ方を研究した。 2. 季節調整法:米国センサス局で開発しているX-13ARIMA-SEATSの内容を検討、従来から知られている季節調整法TRAMO-SEATSとの関係、ネットで利用可能なプログラムなどを検討した。 3. 総務省統計局からの検討依頼があり、労働力調査の産業別系列の季節調整X-13ARIMA-SEATSについての利用可能性などを検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究プロジェクトへの参加者は3名であり、 研究内容についてよく議論している。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度が初年度であり、2023年度-2024年度も引き続き、統計数理研究所の「統計エキスパート養成計画」に協力、統計局などとも共同研究を行う予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)