Project/Area Number |
22K01432
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07040:Economic policy-related
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Research Institution | Osaka University of Economics (2023) Otaru University of Commerce (2022) |
Principal Investigator |
水島 淳恵 大阪経済大学, 経済学部, 教授 (80536334)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 将来リスク / 人口動学 / 人工知能 / コレクティブモデル / 経済成長 / 人口知能 / 所得格差 / 人的資本 / 公共財 / 人的資本蓄積 / 経済政策 / 社会厚生 |
Outline of Research at the Start |
人工知能をはじめとする機械化の発展により、私たちの経済活動は大きく変わってゆくことが予測される。特に、人間の労働は人工知能をはじめとする機械に置き換えられる可能性を秘めているため、本研究では、雇用不安リスクを仮定した動学マクロ経済モデルを構築する。そして、人工知能をはじめとする機械化の発展が、経済成長に与えるメカニズムを明らかにし、持続的な経済成長率を維持しながら、社会厚生水準を高める経済政策の制度設計の足がかりをつかんでゆく。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は家計の選択に関し、2つの研究を実施した。最初の研究では、人口知能の発展によりたとえ高い人的資本を獲得したとしても、将来職に就けないかもしれないという将来の就業リスクを内包したモデルを検討した。将来のリスク許容に関しては、人間が本来有している認知バイアスを取り入れたリスクモデルを検討した。二番目の研究では、人口成長の低下に起因する労働供給の低下と人口知能の発展の手掛かりになる基礎研究をおこなった。この研究では、家計の子育ての決定と、人口成長率、経済成長に関する動学分析を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究の基礎となる基本モデルの検討を行うことができたことにより、今後はこのモデルを発展させてゆくことで、研究の完成へと繋げてゆくことが期待できる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はこれまでに検討した基本モデルを用い、論文として完成させてゆく。それと同時に関連する文献や研究発表から新たな課題をみつけ、その課題を応用させることで、既存研究を発展させてゆく。
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