Project/Area Number |
22K02067
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
茅野 久美 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (20816433)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 高齢者虐待 / 概念分析 / 行為理論 |
Outline of Research at the Start |
専門職や家族による介護放棄など高齢者虐待のニュースは後を絶たない。高齢者虐待の対策には、その現象を的確に捉え被虐待高齢者の保護のみならず、養護者支援の観点を踏まえて、予防的に取り組むことが求められる。現行の高齢者虐待の概念は「身体的虐待」「心理的虐待」など行為の分類が提示されているが、「結果」のみを捉えたもので、高齢者虐待の本質の検討は充分になされているとは言い難い。養護者支援の視点を踏まえた予防的な介入を検討するには、虐待に至る過程を含め行為の本質を捉えた新たな概念が必要と考える。そのため、本研究では社会学の行為理論に着眼し、行為者の動機に焦点をあて高齢者虐待の新しい概念モデルを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、社会学の行為理論を用いて、行為者の動機に焦点をあてた新たな高齢者虐待の概念モデルを構築することである。行為の本質とは、行為者の意図・目的を踏まえた行為であるとする理解社会学の行為理論を援用する。高齢者虐待の本質に迫る概念を構築するために、虐待の当事者である虐待者と被虐待者の声や体験を踏まえて検討する。そのため裁判となった虐待判断ケースの供述調書より、データ収集を行う予定であった。 2022年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、県外への調査を控えたことから、県内の1件の情報収集(事件概要整理、裁判傍聴を行った)に留まっている。情報を整理し、データの入力や分析の準備を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症において、県外での調査を控えたため、データ収集に遅延が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度、概念構築に必要なデータ収集に取り組み、分析を進める。
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