Project/Area Number |
22K02202
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
|
Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
仲嶺 政光 富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (00303032)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
|
Keywords | 方言札 / 標準語励行 / 沖縄方言札の戦後史 / 沖縄の方言札 / 戦後教育史 / インタビュー調査 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、沖縄の学校において広く言語矯正のために用いられた「方言札」の実態に関するインタビュー調査を実施する。方言札は文字通り「方言札」と書かれた札であり、沖縄の標準語化の強硬な手段として各地で用いられた。方言札については回想録を用いた歴史的研究の蓄積があるが、インタビューによる体験談の調査はまだ本格的には展開されていない。本研究は、インタビュー調査を実施し、体験者の具体的な声をもとに方言札の戦後史的推移について考察をおこなうものである。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、戦後沖縄の教育現場で使用された方言札の実態を把握すべく、インタビュー調査をおこなっている。 2023年度は、2023年7月に一週間程度の期間、沖縄県八重瀬町を訪問し、インタビュー調査をおこなった。インタビュー対象者より、方言札や標準語教育の体験についてお話をうかがうことができた。また、2024年3月には文献収集をおこなった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は2箇所でインタビュー調査を実施する予定であったが、コロナ禍により1箇所のみの実施となった。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年度は2箇所で方言及び方言札の実態についてインタビュー調査と文献収集を実施する予定である。 調査地は、沖縄県浦添市、及び沖縄県宮古島市である。
|