| Project/Area Number |
22K02282
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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| Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
鳥居 和代 金沢大学, 学校教育系, 教授 (30422570)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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| Keywords | ネサヨ運動 / おはよう運動 / 教育機器 / ことばなおし / 高度経済成長期教育史 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、1950年代後半~60年代に日本各地の小学校を中心に展開された、ことばなおし運動(ことばを良くする標準語・共通語教育運動)とその実践の歴史的意味の解明を目的とする。ことばなおしのような運動や実践が、なぜ戦後の一時期に生成し、終焉したのかを、ナショナリズムの観点のみならず、高度経済成長期の地域社会の変容という歴史的なダイナミズムを視野に入れて、解明しようとするものである。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、高度経済成長期の前半にあたる1950年代後半から60年代にかけて、日本各地の学校で展開された、ことばなおし運動(話しことばを良くする標準語・共通語教育運動)とその実践の歴史的意味の解明を目的とするものである。2024年度は、ことばなおし運動をリードした鎌倉市立腰越小学校のネサヨ運動と、その草創期からのチェーン校の1つであった大阪市立諏訪小学校の取り組みに焦点を絞り、次のような研究調査および研究成果の発表を行った。 (1)大阪市立中央図書館、大阪府立中之島図書館、大阪市立城東区図書館などにおいて収集した、大阪市立諏訪小学校沿革史、大阪市PTAだより、大阪市新生活運動関係資料の分析を進め、諏訪小学校のことばの実践から派生した同校PTAによる「おはよう運動」の盛衰について考察した。研究調査の過程で、当時、同校を取り巻く地域において河内地方の方言との混在状況がみられた事実が浮かび上がり、ことばなおしの動きが生じた地域的背景が明らかとなった。 (2)ネサヨ運動のチェーン校との間で使用されたリコーシンクロファックスに着目し、高度経済成長期の新しい教育機器の登場と教育工学の萌芽という時代状況をふまえて、学校間の「声の文通」を可能にした歴史的条件を検討した。リコーシンクロファックスは同時期に玉川学園などでティーチング・マシンとして学習指導への先進的な活用がみられたが、ことばなおしのチェーン校においては、これとは異なる利用法が試みられたことが明らかとなった。 (3)教育史学会第68回大会(2024年9月)において、鎌倉市立腰越小学校のネサヨ運動に関するこれまでの調査結果をまとめ、研究発表を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
鎌倉市立腰越小学校のネサヨ運動に関する学会発表を行い、これまでの研究成果を公表することができたため。また、前年度から収集してきた大阪市立諏訪小学校のおはよう運動に関する資料の分析を進めることができたため。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は、特に大阪市立諏訪小学校を取り巻く地域的背景をより詳細に明らかにしていくこと、同校の取り組みを題材にした映画フィルムについて調査を進めることを考えている。
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