Project/Area Number |
22K02374
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09020:Sociology of education-related
|
Research Institution | Osaka University of Commerce |
Principal Investigator |
尾場 友和 大阪商業大学, 公共学部, 准教授 (50781374)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤村 晃成 大分大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (00883159)
尾川 満宏 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (30723366)
梅田 崇広 愛媛大学, 教育学部, 講師 (90908899)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
|
Keywords | 教育社会学 / 人口減少地域 / キャリア形成 / 進路指導 / キャリア教育 / 人口減少社会 |
Outline of Research at the Start |
人口減少社会の課題に対し、その解決の一端を高校の教育活動に要請する政策動向がある。そうした政策は、学校の教育活動や生徒のキャリア形成とどのように関連しているのだろうか。本研究では、高校教員調査、及び過疎地域における高校のフィールドワークを行い、教師、生徒、地域の人々の3視点から生徒のキャリア形成を取り巻く課題を検討する。以上により、人口減少社会に対処する高校教育の課題を明らかにする。
|
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、これからの研究を進めるのに先立ち、最新の研究情報の収集を行った。具体的には、日本子ども社会学会第28回大会(於 宮城教育大学・オンライン開催)、日本教育社会学会第74回大会(於 日本女子大学・オンライン開催)、第74回中国四国教育学会(於 香川大学)等に参加し、情報収集を行った。 また、次年度以降のフィールドワーク調査の対象を確定させるため、人口減少を課題とする2地点にアプローチし、地元地域の有識者や地元公共団体の職員と面談した。そこでは、地域の経済や産業構造、人々の風俗や文化について情報の提供を受けた。さらに、当該地域の高校と連携し、質問紙の作成にあたり意見交換するなど議論を深め質問項目の決定させた。そうして仕上がった質問紙は、すでに印刷に取り掛かっており、令和5年度の実施に向けて配布の準備を進めることができた。 これらと並行して、人口減少地域に移住した若者に調査協力を依頼し、地域の課題や若者に対する期待について聞き取り調査を実施した。コロナ禍の影響により全ての協力者から聞き取りを終えることができなかったが、都市部とは異なる地域の生活事情や日常生活で見聞きする高校生のキャリア意識の形成にかかわる事項について情報収集した。得られた情報は、文字化するためテープ起こしの準備を進めている。また、聞き取りを終えていない調査協力者に対しては、次年度の実施に向けて日程調整を進めている。 なお、研究分担者とは連携を密に行い、これまでの進捗状況や今後の計画について打ち合わせを行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍による行動制限により、調査協力地域へのアプローチに時間を要した。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度に実施した聞き取り調査の整理をする。さらに、令和5年度に実施する質問紙調査の取りまとめる。
|