Project/Area Number |
22K02399
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
|
Research Institution | Teikyo Junior College |
Principal Investigator |
近藤 万里子 帝京短期大学, 帝京短期大学, 講師 (20814130)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星山 麻木 (柳沼麻木) 明星大学, 教育学部, 教授 (70304558)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | 自閉スペクトラム症児 / 言語発達順序の逆転 / 言語発達過程 / ASD児 / 発語獲得過程 / 支援方法 |
Outline of Research at the Start |
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:以下ASD)児の言語発達について早期支援プログラムを作成する。ASD児は5歳までに言語を獲得しない場合、その予後は思わしくないことが報告されており、ASD児の言語発達の早期支援方法を確立することは急務である。 そのためにまずASD児の言語発達過程を100名の保護者アンケート調査から明らかにする。さらにASD児の保護者10名へインタビュー調査を行い、我が子の言語発達に寄与したと考えられる関わりを聞き取る。その結果とアンケート調査結果を分析、検討し、ASD言語発達支援プログラムを作成する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
自閉スペクトラム症(以下ASD)児の発達は定型発達児と異なることが知られている。発達順序が定型発達と異なるケースも報告されているが、それに見合った学習体系が確立していないため、適切な教授が困難になっている。ASD児は個に寄り、様々な面で異なることが知られているが、その1つ1つの個別の事例を集積することによりASD児の言語の発達を分類することが可能であると考える。そして、個別のタイプに応じた適切な療育方法を作成することが我々の最終的な目的である。これらの目的の第1段階としてASD児の言語発達過程の定量調査を行い、逆転しているパターンを分析する。これらの調査からASD児の言語発達過程を明らかにする。次に、第2段階では個別にインタビュー調査を実施し質的に研究を行う。 定量調査では、ASD診断のある5~18歳の子どもをもつ保護者を対象者としてアンケート調査を実施し、言語発達の順序における逆転の有無を尋ねる。定量調査では、より多くの参加者を募るためインタビュー調査で行う。 質的調査では、ASD診断のある5~18歳の子どもをもつ保護者を対象者とする。インタビューでは、我が子の言語発達の在り様と保護者の関わりについて質問を行う。 定量調査と質的調査のトライアンギュレーションを通して得られた結果を分析する。この分析から言語発達のある一定のタイプを明らかにする。さらに、それらのタイプに応じ、言語発達についての適切な早期療育支援プログラム作成を構築する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
2022年には定量調査を実施した。インターネット調査で行い、予想よりも回収が早く進んだため、2023年に実施予定であったインタビュー調査を同年の2022年に実施した。
|
Strategy for Future Research Activity |
定量調査と合わせ、インタビュー調査内容を質的に分析する予定である。
|