Clinical Educational Study on Children's Mental and Physical Health for Covid-19 Pandemic
Project/Area Number |
22K02450
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
|
Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
小谷 正登 関西学院大学, 教職教育研究センター, 教授 (80368456)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下村 明子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (30310733)
岩崎 久志 流通科学大学, 人間社会学部, 教授 (40341010)
三宅 靖子 姫路獨協大学, 看護学部, 教授 (90557422)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 生活臨床 / 睡眠健康教育 / 中学生 / メンタルヘルス / 小学生 / 乳幼児 / COVID-19禍 / 高校生 / 子ども / 心身の健康 / 臨床教育学 |
Outline of Research at the Start |
高校生の自殺者の急増など長期化する未曽有のCOVID-19禍の影響下で、子どものメンタルヘルス不調が続いている。そこで、本研究は、Pre-Post研究モデルの「睡眠健康教育」に関する実践研究(中学生・高校生・乳幼児対象に実験群と統制群の設定・比較)の結果を多変量解析法などで睡眠・心身の状態などの諸要因の関係を構造的に分析することで、睡眠を中心とした「生活臨床」(生活の立て直し)が心身の健康を保持増進させる上で有効であることを実証的に明らかにし、その成果を日本にとどまらず世界中の教育現場・社会全体に発信することを目指している。
|
Outline of Annual Research Achievements |
以下の実践研究を行う予定であったが、コロナウィルス感染症拡大の影響が続いていたため、調査対象校からの調査協力を得られず断念した。一方、2016・2021・2019年度実施の実態調査の結果をもとに、論文などの執筆、学会で発表した。 1.中学生対象の「睡眠健康教育」に関する実践研究 (1)内容:Pre-Post研究モデルの「睡眠健康教育」に関する実践研究(2)対象:兵庫県内の中学校6校に在籍する1~3年生約3,000名(3)方法:各学校各学年に実験群と統制群を設定し、睡眠を中心とした生活臨床を内容とした実践研究・介入調査を行う。 2.論文などの執筆 (1) 「小学生の生活実態およびメンタルヘルスと保護者の生活満足度に関する研究」『こども環境学研究・第18巻3号』(共著・筆頭、2022年12月、査読あり) (2)「COVID-l9 禍での高校生のメンタルヘルスと生活実態に関する研究一学校再開後からの生活の変化に着目して-」『こども環境学研究・第53号』(共著・筆頭、印刷中、査読あり) (3) 「子どもの危機克服に備えた生活臨床に関する臨床教育学的研究(基盤研究(C)・課題番号16K01898)・研究報告書―小学校(保護者)編―及び―中学校(生徒)編―」(ともに2022年3月) (4)「インターネット利用と生活の諸側面の関係に関する研究―小学生対象の生活実態調査の結果から―」『臨床発達心理実践研究・第18巻』(共著・筆頭、修正再査読中、査読あり) 3.学会での発表(1)「乳幼児の生活実態に関する研究-保護者対象の生活実態調査をもとに-」をテーマに口頭発表(日本保育学会第75回大会、単独、2022年5月)(2)「COVID-19禍における高校生の生活実態とメンタルヘルスに関する研究」をテーマにポスター発表、優秀ポスター発表賞を受賞(こども環境学会2022年大会、共同・筆頭、2022年7月)
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
論文執筆、学会発表などは順調に行えたが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響のため調査対象校からの調査協力を得られなかった。このため、2022年度に行う予定であった中学生対象の「睡眠健康教育」に関する実践研究を実施できなかったところから、研究全体の進捗状況が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
2022年度に実施できなかった中学生対象の「睡眠健康教育」に関する実践研究を行う予定である。このため、現在、西宮市教育委員会および西宮市立中学校の養護教諭の研究グループなどと調査実施について交渉・調整中である。また、中学生対象の「睡眠健康教育に関する実践研究」が実施できなかった場合に備え、以下の小学生を対象とした実態調査を行うことを計画している。(1)内容:小学生を対象としたwithコロナにおける心身の状態を含めた生活の諸側面に関する生活実態調査(2)対象:兵庫県内の公立小学校などに在籍する小学生(3~6年生)約3,000名(3)方法:心身の状態を含めた生活の諸側面に関する生活実態についての自記式質問紙調査を行う。なお、2023年度に実施予定である中学生対象の「睡眠健康教育に関する実践研究」については、実施の準備を本年度に行う予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(4 results)