Project/Area Number |
22K02462
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
片山 美香 岡山大学, 教育学域, 教授 (00320052)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2026: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2025: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 保育 / 乳児 / 情動調整 / 保育者 / ネガティブ感情 / 発達支援 |
Outline of Research at the Start |
乳児保育における保育者を対象とし、子どものネガティブな情動表出場面における子どもと保育者との相互作用の質を分析し、子どものネガティブな情動調整力の発達支援モデルの構築を目指す。 具体的には、乳児保育を担う保育者の視線を捉え、保育者の視点から子どもとの相互作用の質に関して「子どものネガティブな情動が生起する理由への理解と保育者の対応」「子どものネガティブな情動表出に直面した保育者自身の情動調整と応答的な態度」「子どものネガティブな情動表出への対応に集団保育の構造が及ぼす影響」について詳細な分析を行い、子どものネガティブな情動調整力の発達支援の方途を明らかにすることを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度はコロナ禍のため、実践観察協力園にも訪問することが出来ず、アイカメラを購入し、今後の研究計画を検討するにとどまった。 具体的には、子どもの情動の発達に関する知見の整理,及び観察研究デザインの検討として、子どもの情動発達の機序,及びネガティブな情動を経験することの発達的意義と情動調整に関する文献研究を行い,観察項目等の具体的な観察デザインの選定を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍のため、実践観察協力園に訪問することが出来なかった上、研究協力園がコロナ対応で多忙を極め、具体的な研究デザイン等の協議を依頼することが出来なかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
以下の課題の達成を今年度の研究推進計画とする。 ・実践観察協力園に訪問し、観察対象となる0歳児クラスの調査フィールドに研究者自身が参入を果たし、担任保育者にアイカメラの装着を依頼する。 ・保育者、及び園長等のスタッフと研究デザインについて協議し、研究デザインを決定する。 ・保育者にアイカメラを装着した状態で保育することに慣れていただくと共に、子どもの違和感を減らす方策について検討する。 ・アイカメラを装着した状態での保育実践データを収集し、データ分析を行う。
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