主体的学びを促進するための学習評価の可視化と共有に関する研究
Project/Area Number |
22K02832
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
近藤 伸彦 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (10534612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畠中 利治 福知山公立大学, 情報学部, 教授 (10252884)
松田 岳士 東京都立大学, 大学教育センター, 教授 (90406835)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 主体的学び / 学習評価 / 可視化・フィードバック / 学習共同体 / ラーニングアナリティクス |
Outline of Research at the Start |
「主体的な学び」においては、自ら設定した目標に対して現状を自己評価し、これをもとに学習を計画し遂行する態度と能力が重要である。本研究では、このような能力を学生が身につけるための学習環境のあり方について、授業実践をもとに検討する。具体的には、学習に対する「評価」を可視化して学生間で共有し、この評価情報に基づいて学生自身が自らの学習の分析を行い、分析結果を学生間で議論する環境を作る。この授業実践により得られるさまざまなデータを統合的に分析し、主体的学びを評価の観点から促進する学習環境について考察する。最終的に、こうした学習環境設計について一般に適用可能な原則をまとめることをめざす。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、大学生の主体的学びの促進を「学習評価」の観点から捉え、評価の可視化と共有を軸とした学習環境の構築について検討しており、「学習者自身が学習評価について深く考え、これをもとに主体的に学びを設計し遂行できるようになるためには、どのような学習環境が有効か」という問いをその核心としている。 2つの課題として、(1)主体的学びを促すために可視化・共有すべき学習評価についての検討、および(2)評価に基づく学生自身による学習分析を促進する学習共同体についての検討を設定しており、2022年度には、これらについての検討および実際の授業設計や一部の実践を行った。研究代表者の担当授業において、これら(1)(2)の検討と授業設計やシステム構築を行い、とくに(2)についての実践を行ったほか、学生自身が主体的に学習ポートフォリオを作成しこれを学生間で共有する試みを開始した。次年度はこれらの実践結果の分析を行うとともに、次の教育実践に向けた設計の再構築を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初計画における方向性に基づき、教育実践を含めた研究を推進できている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度上半期には、2022年度に実施した教育実践の結果を量的・質的を交えて分析するとともに、並行して授業実践研究を行う。これらの実践結果をふまえて授業設計の一部調整を行ったうえで、下半期にも授業実践研究を実施する。とくに、データサイエンス教育の実践と関連付けた学習者自身による学習分析、および学習者主体の学習ポートフォリオ構築とその学習共同体における共有について、実践的な知見をまとめることをめざす。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)
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[Book] 大学IR標準ガイドブック インスティテューショナル・リサーチのノウハウと実践2022
Author(s)
塚本浩太(編著), 相生芳晴, 井芹俊太郎, 今井匠太朗, 大石哲也, 岡田佐織, 近藤伸彦, 杉原亨, 田尻慎太郎, 椿本弥生, 西山慶太, 松田岳士, 森雅生
Total Pages
266
Publisher
インプレスR&D
ISBN
9784295601203
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