Project/Area Number |
22K02833
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
市田 秀樹 大阪公立大学, 国際基幹教育機構, 准教授 (50379129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
成瀬 尚志 大阪成蹊大学, 経営学部, 准教授 (60467644)
中村 征樹 大阪大学, 全学教育推進機構, 教授 (90361667)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 研究公正 / 研究倫理 / 熟達度モデル |
Outline of Research at the Start |
本研究では、大学院生を対象とした研究公正教育プログラムの質の向上に向け、その学修効果を可視化することを目的に、以下の2点について研究を実施する。①研究公正の熟達度(『スキル』『態度』『振り舞い』を含む)に関して、3段階程度の熟達モデルを解明する。②研究公正に関する『知識』の獲得の評価だけでなく、公正な研究活動をすすめる上で欠かすことの出来ない『スキル』『態度』『振り舞い』を評価するための測定テストを①を踏まえて開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
責任ある研究活動の推進に向けて重要な役割を担っているのが,研究公正教育である.とりわけここ数年,大学院生(当時)が関与する研究不 正事案が発生しており,大学院生を対象とした研究公正教育の実効性を高めていくことが不可欠である.本研究では,大学院生向けの研 究公正教育プログラムにおいて,知識の理解度にとどまらず,その知識を研究現場で活用するスキル等の熟達度と研究公正に対する意識の変化 を評価するための測定テストを開発することを目的に以下の2点を実施する.①研究公正の熟達度(『スキル』『態度』『振り舞い』を含む)に関して,3段階程度の熟達モデルを解明する.②研究公正 に関する『知識』の獲得の評価だけでなく,公正な研究活動をすすめる上で欠かすことの出来ない『スキル』『態度』『振り舞い』を評価する ための測定テストを①を踏まえて開発する.上記の本研究を進めることで,研究公正教育プログラムの学修効果を評価し,その質の向上に寄 与することを目指す. 2022年度においては,①研究公正教育の熟達度モデルの解明:研究公正に対して学修者らがどのように教育プログラムを通して熟達していくのかを3段階程度の熟達度モデルを設定することを目的に,各段階に対して『スキル』『態度』『振り舞い』の観点からルーブリックを作成を行うことでその検討を行った.さらに,学修者の記述回答内容から研究公正に関する『スキル』『態度』『振り舞い』を評価するためのシナリオを作成,このルーブリック評価に対応についての検討を行った.また,質問紙用いた大学院生の研究公正に関する意識調査をおこなうことで,熟達度モデル検討にあたっての基礎データの収集を行った.2023年度はこれらの分析・検討をすすめ,モデルやシナリオの改善を行う.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度においては,当初計画していた研究実施項目に対して【①-1 】質問紙用いた大学院生の研究公正に関する意識調査,【①-2 】大学院生の「スキル」「態度」に関する評価内容の検討,【②-1】熟達度を明らかにする ためのシナリオを検討,【②-2 】学修者の研究公正時頃に関連する記述回答内容の評価を実施した. 特に【①-2 】においては,3段階程度の熟達度モデルを設定することを目的に,各段階に対して『スキル』『態度』『振り舞い』の観点からルーブリックを作成を行うことで,熟達度モデルに対する検討を行った.【②-1】においては.熟達度モデルに対応した『スキル』『態度』『振り舞い』の観点が含むシナリオを作成し,学修者の協力を得て研究公正に関連する記述回答が収集を行うところまで実施している. 当初計画していた研究実施項目を着実に実施できたことから,現在までの進捗状況について,(2)おおむね順調に進展している.とした
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の研究実施項目としては,2022年度の成果をベースにその内容を深めていくことを目的に次の4つの項目を設定する.【①-1】質問紙用いた大学院生の研究公正に関する意識調査とその分析,【①-2】大学院生の「スキル」「態度」に関する評価内容の検討【②-1】学修者 の研究公正に関連する記述 回答内容の評価【②-2】熟達度を明 らかにするためのシナリオを検討 2023年度は,熟達度モデルをさらに具体化させることを重点的に解明し,これまでの先行研究での取組と比較することで,本研究の最終目標である公正な研究活動をすすめる上で欠かすことの出来ない『スキル』『態度』『振り舞い』を評価する ための測定テストの開発につなげていく.
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