Project/Area Number |
22K02850
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Asahikawa National College of Technology |
Principal Investigator |
杉本 敬祐 旭川工業高等専門学校, 物質化学工学科, 教授 (60331956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 基訓 旭川工業高等専門学校, システム制御情報工学科, 教授 (50435963)
篁 耕司 旭川工業高等専門学校, 電気情報工学科, 教授 (60369907)
後藤 孝行 旭川工業高等専門学校, 機械システム工学科, 教授 (70225655)
松浦 裕志 旭川工業高等専門学校, 物質化学工学科, 准教授 (80572510)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | データサイエンス / Society5.0 / デザイン思考 / STEAM / 分野複合融合教育 |
Outline of Research at the Start |
Society5.0社会の技術革新に適応する他者と協調し異分野同士の融合にも適応し幅広い知識と俯瞰的視野をもった人材「ジェネラリスト」が求められる中、その人材育成教育の難しさが課題である。そこで我々はSociety5.0社会に活躍できる「ジェネラリスト」を育成することを目的とし、工学系大学高専にターゲットを絞った「複数学科の工学技術が複合し非工学分野(農業、食品など)と融合した教育」を研究開発する。この取り組みは、デザイン思考とSTEAMを基盤とし、「データサイエンス」による「気づき」を創造させる点で、新しい分野複合融合教育である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、Society5.0社会に活躍できる「ジェネラリスト」を育成することを目的とし、工学系大学高専にターゲットを絞った「工学技術が複合し非工学分野(農業,食品など)と融合した教育」を研究開発するものである。開発する教材は、 ① 大学・高専で無理なく実施できる「工学技術複合-非工学分野融合」した教育モデル、② 「デザイン思考」を基盤とした分かりやすいPBL/STEAM教育モデル、③ 「AI・データサイエンス」から新しい「気づき」を創造させるSociety5.0型教育モデル を満たすものであり、複数学科の学生が協力して取り組むものである。 本年度は、上記①~③を満たす教材を新たに開発し、そのひとつは、本校3年生・全学科(機械システム工学科、電気情報工学科、システム制御情報工学科、物質化学工学科)の授業で実践を行った。工学を専門とする学生が、ジュースの官能試験という非工学分野を体験し、自らデータを生み出し、データサイエンス(工学技術)を行うことで、新たな「気づき」を生み出すものである。この取り組みでは、学科を問わない共通の科目として実習形式の授業を行い、情報スキルを異とする学科の学生が一緒に取り込めるように工夫した。授業終了後に、学生・教員からアンケートを実施し、現在、解析中である。学生からは、授業の分かりやすさについては、高い評価を得られているが、その他課題も見え、今後のアンケートの解析に加えインタビューを行い、教材の改良を目指す。そのほかにも、AI・データサイエンス教育の基盤となる取り組も行い、開発した教材を大学・高専に広めるために、これらの成果を高専教員・学生が所属するシンポジウムや学会などで発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
開発した教材を高専・大学でPRすることも申請時の計画にあり、本年度は開発した教材については、大学・高専の教員が参加する学会などで発表を行った。 以上の成果から、研究課題の進捗状況はおおむね順調に進展していると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の研究では、以下の点について研究の推進を行う。 引き続き工学技術と非工学分野が融合したAI・データサイエンス教材を開発する。その際、AI・データサイエンスのモデルコアを意識した教材を開発する。 既に開発した教材については、授業での実践を行い、学生および授業を行った教員からのアンケート分析が完了している。この結果をもとに教材のブラッシュアップを行う。また、その成果についても学会で発表し、他の大学・高専教員からの評価をもとに見直しを図る。
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