Project/Area Number |
22K03084
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10020:Educational psychology-related
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Research Institution | The University of Kitakyushu (2023) Kitasato University (2022) |
Principal Investigator |
上田 紋佳 北九州市立大学, 文学部, 准教授 (60707553)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猪原 敬介 北里大学, 一般教育部, 講師 (10733967)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 作文 / 言語力 / 読書 / 小学生 / 縦断調査 / ワーキングメモリ |
Outline of Research at the Start |
PISA調査等で指摘されるように,多くの児童にとって文章を書くことは難しい課題である。しかも,児童によって「書く内容が思いつかない」「語彙不足で書きたいことを表現できない」など,不足する作文スキルの質は異なっている。しかしながら,このような作文スキルの質的な側面に基づいた研究は極めて少ない。そこで本研究では,児童期(小学生)の作文スキルの質的な側面を評価するスケールを開発し,4年間の縦断調査によって作文スキルの発達プロセスを明らかにする。さらに,ワーキングメモリの実行機能に着目し,書く力の個人差を規定する要因を特定する。
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Outline of Annual Research Achievements |
PISA調査等で指摘されるように,多くの児童にとって文章を書くことは難しい課題である。しかも,児童によって「書く内容が思いつかない」「語彙不足で書きたいことを表現できない」など,不足する作文スキルの質は異なっている。しかしながら,このような作文スキルの質的な側面に基づいた研究は極めて少ない。そこで本研究では,児童期(小学生)の作文スキルの質的な側面を評価するスケールを開発し,4年間の縦断調査によって作文スキルの発達プロセスを明らかにすることを目的とした。 今年度は,縦断調査の2年目にあたる。昨年度,作文調査を実施した公立の小学校2校において作文調査を実施した。作文課題として,昨年度作成した物語文と説明文課題の2種類の作文課題を用いた。また,作文の評価方法として,「6+1 Trait」ライティングシステム(Education Northwest, 2018)を参考にした,日本人児童を対象とした作文の質的な評価方法としてルーブリックを用い,その評価を行った。 今回用いたルーブリックは,アイディア,構成,表現,言葉の選択,文章の流暢さ,文法,手書き(の読みやすさ)の7項目からなる。子どもの作文スキルの質的評価の次元については,Gansleら(2006)の研究に基づく1因子モデルと,Kimら(2014)などの研究に基づくアイディア,構成,言葉の選択,の流暢さの側面から構成される実質的な質の因子とスペル,文法,手書きの側面から構成される文法的因子からなるとする2因子モデルがあるが,本調査の分析の結果,1因子モデルが支持された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は,予定通り,縦断調査の第2回目を実施し,調査結果を協力校へ年度内に報告することができた。研究代表者の所属が変更し,研究環境が大きく変化したが,機材の整備や学生アルバイトの雇用など,研究環境もこの1年で整備することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
縦断調査の第3回目の実施に向けて,予定通り進めていく。併せて,作文スキルの発達プロセスを明らかにするため,児童の作文スキルに関する文献調査も進めていく。
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