developing psychotherapeutic interventions that capitalize transforming power of positive emotions
Project/Area Number |
22K03119
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
岩壁 茂 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (10326522)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 感情 / 心理療法 / ポジティブ感情 / 介入 / プロセス / 効果 / 臨床心理学 / 修正感情体験 / 効果研究 / プロセス研究 |
Outline of Research at the Start |
心理療法は、不安、恐怖、怒りなどといったネガティブ感情とかかわる心理問題に対処することに主眼をおいて発展してきた。しかし、心理療法におけるクライエントの感情変容には、 喜び、希望、好奇心、達成感をはじめとしたポジティブな感情も大きく関与している。本研究は、心理療法におけるポジティブ感情の役割について具体化し、そのプロセスを最適に促進する介入の効果を検討する。具体的には、①心理療法におけるポジティブ感情を伴う変容 プロセスを明確化する、②ポジティブ感情を最適に活用する介入モジュールを開発する、③その介入によって加えられる治療的効果を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、心理療法におけるポジティブ感情に働きかける介入について以下の活動を行った。①AEDPとEFTの心理療法プロセスデータの収集と分析。それぞれの心理療法の効果とプロセスのデータの収集を継続した。②面接内容の分析。面接後の質問紙データからポジティブ感情が喚起されたセッションを同定し、その面接におけるクライエントとセラピストの相互作用について分析を行った。特に、Flourishing体験に焦点を当てて、クライエントにとって心理的成長感や拡張感を伴うポジティブ感情により焦点化して、その面接プロセスについて検討した。③国際大会において研究成果を発表した。本研究のいくつかの構成要素となる研究成果を国際大会において発表した。④データ分析を進めた。面接逐語の作成、量的分析、質的分析を行った。研究補助により一部の作業が行われた。⑤論文執筆。本研究の成果の一部をまとめて論文として発表した。 心理的適応を高めるポジティブ感情体験を促進する介入ストラテジーとして①感情の波長合わせ、②今ここでの揺るぎない(疑いのない)肯定、③セラピストのポジティブ感情、などが同定された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集、分析ともに概ね予定通りに進んでいる。また、コロナ後、海外渡航が可能となったために、国際大会での発表も可能となった。本研究の知見の一部を活用した論文も発表できた。以上のことから、おおむね順調な進展と言える。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は最終年度となるため、プロセスの分析から得られた理解を介入に組み入れることを目標とする。これは介入の手引きとしてまとめていく。また、これまでの成果をまとめて学会発表、論文投稿につなげていく。さらにAEDPとEFTという2つのセラピーから得られたデータの比較を行い、ポジティブ感情の介入について2つの視点を統合する。
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Report
(1 results)
Research Products
(12 results)