a constructing of preventive support system for non-help-seeking students
Project/Area Number |
22K03122
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
杉岡 正典 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 准教授 (70523314)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 健一 名古屋大学, 心の発達支援研究実践センター, 教授 (10284142)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 学生相談 / 予防的支援 / 援助要請 / 援助行動 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,大学の自殺予防において,潜在的自殺リスクのある「援助が届きにくい」学生の援助希求と心理発達を促す,新たな「予防的支援モデル」を構築することを目的とした5カ年の研究である。①リスク学生への追跡調査を行い,援助希求の変化と促進要因を縦断的に検証する。②学生相談における予防的支援の活動分析を行い,対象学生の援助希求・ニードと支援提供の時期や方法の適合性の検討,及び,介入の問題点と有効性を検証する③学生相談カウンセラーと学内支援者が協働して予防的介入を行い,その有効性,および,各支援者の役割と支援のあり方を検証する④援助希求が届きにくい学生に有効な予防的支援法を考案する
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,5年間の研究計画の2年目にあたる。本研究は希死念慮があるなど,何らかの生きにくさを抱える学生に対する自殺予防や心理支援のあり方を検証することが目的である。具体的には,生きにくさを抱える学生への追跡調査を行いつつ,学生相談における予防的支援の活動分析を行い,対象学生の援助希求・ニードと支援提供の時期や方法の適合性の検討を検証する。さらには,学生相談カウンセラーと学内支援者(ピアサポーター,大学教職員)とが協働して予防的介入を行い,その有効性,および,各支援者の役割と支援のあり方を検証することが目的である。 今年度は,学生支援に力を入れている数校の大学を訪問し,学生支援体制や気になる学生への支援方法について調査した。各大学の特色に応じた学生支援や自殺予防対応が明らかにになり,成功例や失敗例などの特徴を検討することができた。 また,所属大学の全学学生に対し,心理的適応尺度(自尊感情,抑うつ,不安)、希死念慮の程度,援助希求とニード,変化への動機づけ,現在の困り感や大学生活状況等を尋ねる項目を春学期と秋学期に実施した。昨年度からの継時的比較と横断的比較,及び,個別面接でのフォローアップも継続した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り,先進的取り組みをしている大学への訪問調査を実施し,学生に対する調査研究も実施できた。 大学生の潜在的リスク群に対し,入学後すぐに申請者から電話・メールで呼びかけ,調査協力の得られた者に面接調査を実施した。希死念慮の程度,援助希求とニード,変化への動機づけ,現在の困り感や大学生活状況等を尋ね,中断例については,その要因を分析し,呼びかけ時期や方法を洗練するための検討を行った。また,3校の大学を訪問し,過去に実施された各種予防的支援(学生の呼びかけ相談,保護者連携,アウトリーチ)を事例マトリックス法にて分類し,支援が奏功した事例と中断・失敗した事例の特徴を検討した
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Strategy for Future Research Activity |
先進大学への訪問面接を実施予定。学生に対する調査を継続するとともに,気になる学生へのアウトリーチと,学内援助者(ピアサポーター)と共同した支援を実施し,その効果を検証する予定である。具体的には,潜在的リスク群に対し,入電話・メールで呼びかけ,調査協力の得られた者に面接調査を実施する。希死念慮の程度,援助希求とニード,変化への動機づけ,現在の困り感や大学生活状況等を尋ねる。また,中断例については,その要因を分析し,呼びかけ時期や方法を洗練させる。各時期の調査後,対象学生を「適応群」「リスク顕在群」「回復群」に分類し,「リスク顕在群」には支援提供を行い,援助希求・ニードと支援内容の適合性を事例分析にて検討する予定である。 また,ピア・サポート活動の中で関わる「気になる学生」に対し,ピアサポーターとともに協働支援を行い,その事例を分析する。加えて,成績不振・連絡が取れないなど「気になる学生」を教職員に抽出してもらい,教職員と申請者(学生相談機関)が協働し,対象学生(とその保護者)に支援を提供する予定である
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)