Enhancement of dynamic fracture simulation method for RC structures to evaluate and optimize the performance of various demolition methods
Project/Area Number |
22K04291
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 22020:Structure engineering and earthquake engineering-related
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
山本 佳士 法政大学, デザイン工学部, 教授 (70532802)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 剛体バネモデル / 大変位・大回転 / 接触・衝突 / 動的応答解析 / 爆破 / 衝撃 / ひび割れ進展解析 / 爆破解体 |
Outline of Research at the Start |
インフラ老朽化、AI等による建設技術の高度化、コロナ禍がもたらす社会変化等によりインフラ更新に対する要求は今後ますます増大していくことが想定される。したがって、より効率的で環境負荷が小さく安全な解体工法の開発が望まれる。本研究では、各種解体工法の性能評価および最適化が可能な数値解析手法を開発する。具体的には、申請者が開発している、ひび割れの発生・進展、大変位・大回転挙動、接触・衝突挙動等を再現可能な剛体バネモデルをベースとした手法を拡張することで、熱作用、発破等による衝撃作用を受けるRC構造物のひび割れ進展・貫通挙動から破砕片の飛散や倒壊までの一連のプロセスを高解像度で再現する手法を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
インフラ老朽化、AIによる社会インフラ技術の高度化、コロナ禍がもたらす社会変化により、インフラの更新に対する要求は今後ますます増大していくことが想定される。したがって、インフラ構造物の設計・施工・維持管理技術のみならず、より効率的で環境負荷が小さく安全な解体工法の研究開発は今後重要になってくると考えられ、RC構造物のひび割れの進展から倒壊に至るまでの挙動を高解像で再現可能な数値解析技術の確立は解体工法の性能評価、最適化のために大きく貢献するものと考えられる。 本研究では、申請者が開発している剛体バネモデル(RBSM) をベースとした手法を拡張、統合することで、静的作用、熱作用、発破等による衝撃作用を内部から分散、段階的に受ける、RC構造物の、ひび 割れ発生位置、発生時間、進展速度等を含む詳細情報から、破砕片の飛散や部材の倒壊までの一連のプロセスを高解像度で再現する数値解析手法を開発する。 当該年度においては申請者が開発しているRBSMを基本とした、ひび割れ進展挙動、圧縮破壊挙動、大変位、大回転挙動、破砕片同士の接触が再現可能な手法を、陰的時間積分法を適用して動的解析手法へと拡張した。開発した解析手法は、ひび割れ進展挙動、大変位・大回転挙動を含む動的応答を再現できることが分かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度においては前述のように、申請者が開発しているRBSMを基本とした、ひび割れ進展挙動、圧縮破壊挙動、大変位、大回転挙動、破砕片同士の接触が再現可能な手法を、陰的時間積分法を適用して動的解析手法へと拡張した。これらの成果は、当初の予定どおりであり、研究はおおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は、順調に進展しており、今後も当初の予定どおりの方法で研究、開発を進めていく。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)