Project/Area Number |
22K04379
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 22060:Environmental systems for civil engineering-related
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
樋口 隆哉 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (40300628)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 悪臭 / 臭気モニタリング / 嗅覚測定 / 臭気強度 / 臭気指数 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、悪臭発生現場における感覚的評価による臭気モニタリング手法を確立することを目指して、臭気強度測定用基準臭セットおよび可搬型臭気指数測定装置を開発し、それらを構成アイテムとする嗅覚測定パッケージを作製することを目的としている。このパッケージを提供することで、現場における迅速かつ正確な臭気モニタリングの実施が期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、悪臭発生現場における感覚的評価による臭気モニタリング手法を確立することを目指して、臭気強度測定用基準臭セットおよび可搬型臭気指数測定装置を開発し、それらを構成アイテムとする嗅覚測定パッケージを作製することを目的としている。このパッケージを提供することで、現場における迅速かつ正確な臭気モニタリングの実施が期待できる。 今年度は、まず臭気強度測定用基準臭物質を選定し、濃度段階の設定に取りかかった。基準臭は主要な悪臭発生源をカバーできるように、かつ多すぎて操作性を損なうことのないように、5種類程度とすることとし、1-ブタノール、プロピオン酸、プロピルアミン、酢酸エチルおよびイソブチルアルデヒドを設定した。各基準臭物質について、6段階臭気強度表示法の強度1から強度4におおよそ対応する濃度段階の水溶液を作成し、6段階臭気強度表示法の各段階に対応する濃度レベルの調整を強度比較実験に基づいて行った。 具体的には、各基準臭物質について、強度1から強度4に対応する濃度を予備実験に基づいて決定し、容量500mLの広口ポリプロピレンボトルに各基準臭物質の水溶液サンプルを用意した。そして、ボトルに入れた基準臭物質の水溶液をランダムにパネルに渡し、においを嗅がせて、その臭気強度を6段階臭気強度表示法で回答させた。 このような実験を、基準臭物質の水溶液サンプルの濃度を調整しながら繰り返し行い、強度1から強度4にそれぞれ対応する5種類の基準臭物質の濃度をおおよそ決定することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臭気強度測定用基準臭物質の選定および濃度段階の設定については概ね順調に進んでおり、6段階臭気強度表示法の強度1から強度4にそれぞれ対応する5種類の基準臭物質の濃度をおおよそ決定することができた。しかし、可搬型臭気指数測定装置の詳細設計等については遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
臭気強度測定用基準臭については、引き続いて濃度段階の設定を行い、基準臭セットの有効性の検証に取りかかる。また、可搬型臭気指数測定装置については詳細設計と試作を行い、模擬試料を用いて公定法との比較実験に取りかかる。
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