健康・ウェルビーイング向上に寄与する建造環境・自然環境の解明
Project/Area Number |
22K04450
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
花里 真道 千葉大学, 予防医学センター, 准教授 (00608656)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | Well-being / 建築・都市計画 / 都市デザイン / 公衆衛生 / 建造環境 / 自然環境 / 健康 / 自然に健康になれる環境づくり / 疫学研究 |
Outline of Research at the Start |
社会はよりよく生きる、ウェルビーイングへの期待を高めている。一方で、ウェルビーイングに都市空間の特徴や体験の評価、曝露の頻度がどのように関わるのかは分かっていない。本研究では、公衆衛生学分野での研究蓄積のある健康を支援する環境の知見や方法論を発展し、都市空間での体験の蓄積が定常的なウェルビーイングを左右するという仮定のもと、各要因の関係や経時関係の解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の第1の目的は、健康・ウェルビーイング向上に寄与する建造環境・自然環境を解明することである。2022年度は、千葉県柏市にある柏の葉キャンパス駅周辺で生活する方を対象に、質問紙調査を実施した。スマートフォンを活用して、基本調査(基本属性、個人行動、ウェルビーイング、心理的要因、身体的要因を調査した。)と追加調査(基本調査の参加者を対象者として、経験サンプリング法による調査した)とした。追加調査について、居心地の良さを感じた際について、その時間帯、種類、同行する人、滞在時間、屋内・屋外の環境の特徴、ウェルビーイングなどを調査した。ウェルビーイングは、幸福感、生活の満足度、人生の価値、人生の目的とした。居心地の良さを感じた場所について、地理情報システムで可視化した。ウェルビーイングを結果変数とし、居心地の良さを感じた場所を説明変数として、重回帰分析でウェルビーイングと場所の関係を分析した。 調査参加者は基本調査で433人、追加調査で306人であった。経験サンプリング法では988件の回答が得られた。ウェルビーイングの平均点は、幸福感7.8点、生活の満足度7.3点、人生の価値7.6点、人生の目的6.6点であった。居心地の良さを感じた場所の件数は322件で、商業施設周辺と水辺空間周辺での報告が多かった。居心地の良さを感じた場所の件数が0件の人と比較し、2件以上を報告した人の幸福感は0.5点高く、生活の満足度が0.6点高いことがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度の目的は、健康・ウェルビーイング向上に寄与する建造環境・自然環境を解明に資する質問紙調査を実施し、探索的分析を実施することであった。研究発表に繋がるなど、おおむね順調に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度も2022年度に引き続き、健康・ウェルビーイング向上に寄与する建造環境・自然環境を分析する。得られたデータの記述統計分析を着実に実施し、基本統計量を理解したうえで多変量解析を実施する。地域環境の定量化についてクラウドを用いた新手法を活用する。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)