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Study on adaptive structuring of large lightweight space antennas simultaneously considering radio wave characteristics

Research Project

Project/Area Number 22K04535
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 24010:Aerospace engineering-related
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

鳥阪 綾子  東京都立大学, システムデザイン研究科, 准教授 (70449338)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2022)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
KeywordsSMP / パッチアンテナ / CF-SMP / 適応構造 / 機能性材料 / 宇宙アンテナ
Outline of Research at the Start

高周波ミッションに耐えうる性能(形状,利得)の保証を目標に,本研究では研究対象をパッチアンテナとし,その構造材に機能性材の適用を考える.機能性材は構造材料として用いる一方で,電気的には完全導体ではなくアンテナに影響を及ぼす誘電体として扱う必要が生じる点でユニークであり,電気-構造の両分野の要求技術の等価な対応整理を行う.

Outline of Annual Research Achievements

パッチアンテナの基材として樹脂を選択し,その肉抜きをする事で樹脂の剛性配置問題として形状安定性を目的とした適応型パッチアンテナを定式化・設計し,国際会議であるThe AIAA Science and Technology Forum and Exposition (Scitech2023)に投稿した.また適応構造化を見据えて樹脂の中でもSMPを選択して同様の設計を施し,アンテナ基板を3Dプリンタで製作のうえパッチアンテナを製作し、その基本的なアンテナ特性を実測したところ,肉抜きして超軽量化を施したアンテナでもアンテナ利得の低下がない事を示した.これはアンテナ基板材として敬遠される誘電正接の高い材料を少量使用する事で全体としての利得の損失を減らすという利用方法であり,敬遠される材料を生かす手段として提案できるものである.これは研究の柱である「SMPを用いたパッチアンテナ素子の高機能化と性能測定およびパッケージ化」の「SMPを使ったパッチアンテナの設計」部分の成果として挙げられる.また,もう一つの研究の柱である「CFRSMPの電気的特性試験と反射鏡の構造・アンテナ特性最適化」としてSMPのCF材およびCF+CNT材へのプリプレグ化を施し,形状回復性能の比較測定を実施したところ,SMP樹脂の熱伝導性の悪さがCNTの利用による一様加熱でカバーできる点を示した.なお,この材料製作の際には気泡の表出が問題となったため,真空環境下での製作を行うよう製作プロセスを設計・実施した.これは「SMAのCF材へのプリプレグ化と形状再現性測定」の部分の成果として挙げられる.本年度の成果は両柱ともにファーストステップではあるが実質的な成果として国際会議への投稿という形で成果を残す事としている.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

それぞれのキーポイントとなる技術の新規性を着実に現実化していく形で成果を出し、実際の事務手続きが次年度に回ってしまったが特許出願という形で成果を残せている点が評価ポイントであると考え,総じて順調に進んでいると考える.

Strategy for Future Research Activity

「SMPを使ったパッチアンテナの設計」についてはフィラメント積層の界面での接着が完全ではないというプリンタ起因の問題から加熱すると構造体全体が縮小するという問題が生じたため,レーザー焼結型のプリンタの利用を検討している.「SMPのCF材へのプリプレグ化と形状再現性測定」についてはCF+CNTに関してCNTシートの厚さが断面二次モーメントの増大を招き,形状回復率の点で性能悪化するという現象を招いたため,この観点でのSMPの最適層厚を決定してから試験片を作成する事とした.またCF+CNT+SMP材は新規開発材であり,当初予定でのフリースペース法に利用する試験片サイズ(20cm角)が作成できない事が判明したため,10cm角で測定できるように誘電レンズの導入を検討する事としている.
上記の対応を行いつつ計画に従ってIC実装によるAIA化と,炭素繊維+SMP材のアンテナ化及びそれに必要な反射特性の取得を行う.

Report

(1 results)
  • 2022 Research-status Report
  • Research Products

    (3 results)

All 2023 Other

All Int'l Joint Research (1 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Int'l Joint Research] Pennsylvania state university/University of central florida(米国)

    • Related Report
      2022 Research-status Report
  • [Presentation] Shape memory behavior and conductivity of CF-CNT-SMP2023

    • Author(s)
      A. Torisaka,V.B. Ozdemir, K. Kwok
    • Organizer
      The AIAA Science and Technology Forum and Exposition (Scitech2023)
    • Related Report
      2022 Research-status Report
    • Int'l Joint Research
  • [Presentation] トランスフォーマー宇宙機の検討状況2023

    • Author(s)
      菅原佳城,久保勇貴,中条俊大,佐藤泰貴,剱持伸朗,藤田雅大,楠本哲也,杉原アフマッド清志,森治,秋月祐樹,澤田健一郎,鳥阪綾子,杉浦圭佑,小林紗也,小林寛之,大槻真嗣,松浦周二,小谷隆行,津村耕司,松永三郎
    • Organizer
      第 23 回 宇宙科学シンポジウム
    • Related Report
      2022 Research-status Report

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Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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