Project/Area Number |
22K05290
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 36020:Energy-related chemistry
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
伊藤 省吾 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (00468274)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | ペロブスカイト太陽電池 / カーボン電極 / 多層多孔質電極 / 人口光合成 / 水素発生 / 酸素反応 / 水電解 / 水電解セル / ペロブスカイト太陽電 / 触媒 / 水素 / 電気化学 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,「ペロブスカイト太陽電池と新規触媒からなる人口光合成水素貯蔵システムの構築」である.本研究では特に,(1) 安価で高耐久性の多層多孔質電極型ペロブスカイト太陽電池サブモジュールを新規に作製し,(2) それを用いて安定な水素発生が可能な新規触媒を作製する.そして(3)上記二つの新規材料を組み合わせて屋外にて長期の太陽光による水素発生のフィールド試験を行う.一般的な固体高分子型水素発生触媒ではこのような不安定な太陽電池との直結による屋外での水素発生を長期継続的に行うことが出来ないために,本研究は人類のエネルギー問題の解決・発展に非常に有意義な研究内容である.
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Outline of Annual Research Achievements |
カーボンベースの多層多孔質電極を使用して,非常に耐久性の高いペロブスカイト太陽電池を作製した.変換効率は約12%である.水電解を行う為に,3セルを接続したミニモジュールを作製した.その上に本研究開発で見出した特殊な封止を行う事で,耐水性の高いペロブスカイト太陽電池を作製した.今後は水電解用の触媒を背面に装着し,水に浸漬して,ビーカー内部に光照射をすることで,水素ガスと酸素ガスのバブリングを観察することで,水電解を確認し,人口光合成を達成する予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
これまで困難とされてきた,水中で安定なペロブスカイト太陽電池のミニモジュールを作製することに成功した為.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は水電解用の触媒を背面に装着し,水に浸漬して,ビーカー内部に光照射をすることで,水素ガスと酸素ガスのバブリングを観察することで,水電解を確認し,人口光合成を達成する予定である.成果を学会で発表し,国際英語論文に投稿する予定である.
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