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ドローンラジオテレメトリ小型動物移動追跡システムの確立と里地里山両生類の移動分析

Research Project

Project/Area Number 22K06411
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 45040:Ecology and environment-related
Research InstitutionKyoto University of Advanced Science

Principal Investigator

丹羽 英之  京都先端科学大学, バイオ環境学部, 教授 (10737612)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Keywordsドローンラジオテレメトリ / カエル / 農地 / 両生類 / 景観生態学
Outline of Research at the Start

ドローンにアンテナを搭載し、発信器の電波を追跡すれば、追跡にかかる時間と労力が軽減できるだけでなく、人では踏査困難な場所も上空から追跡することができ、踏査により環境を侵襲することもない。このドローンラジオテレメトリは、体が小さくGNSSテレメトリが使えない動物や、衛星信号が妨げられる樹冠や巣穴の中で過ごすことが多い動物の移動追跡において、画期的なソリューションとなる可能性が大きい。しかし、まだそのシステムは確立されていない。そのため、ドローンラジオテレメトリを使い、カエル類など小型動物の移動を追跡する方法を確立し、里地里山両生類の移動を分析し、保全のために必要な景観単位を定めることを目的とする。

Outline of Annual Research Achievements

ドローンラジオテレメトリシステムを用い、水田においてトノサマガエルの追跡調査を行った。電波発信タグをカエルの背中に装着した。水田に放した後、週に2~3回ドローンを飛行させ、電波を探索した。電波発信地点が長期間移動しなくなった時点で、地上調査用のアンテナと受信機を用い、踏査により電波発信タグを探索した。その結果、電波発信タグは装着したカエルから脱落した状態で発見された。1つは放した地点と脱落した電波タグを発見した地点が数十m離れていたが、その他の脱落した電波タグは放した地点の近辺で発見された。また、脱落した電波発信タグが高茎草地にあった場合、地上踏査による探索が困難であり、ドローンによる探索時にも電波を検知できない可能性が高いと考えられた。
以上から、ドローンラジオテレメトリシステムの確立のためには、①電波発信タグが脱落しない装着方法の開発、②高茎草地においても電波が受信できるシステムの開発が課題であることが改めて浮き彫りとなった。①については、ドローンラジオテレメトリを用いている他の研究者から装着方法の情報を収集した。それをもとに、前年度の腹皮膚下に挿入する方法から変更したが、タグの脱落は改善しなかった。②については、研究協力者がドローン搭載型のアンテナを改良したが、高茎草地における電波の受信は大きく改善しなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

ドローンラジオテレメトリシステムの確立し、カエルの追跡データを得るためには、いくつかの技術的な課題を解決する必要があるため。

Strategy for Future Research Activity

高茎草地における課題は解決が困難なため、調査フィールドを水田から森林に変更することを検討する。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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