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自然免疫の応答性を調節する抗菌ペプチド等に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22K06607
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 47030:Pharmaceutical hygiene and biochemistry-related
Research InstitutionDoshisha Women's College of Liberal Arts

Principal Investigator

川崎 清史  同志社女子大学, 薬学部, 教授 (60270641)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywords自然免疫 / ペプチド / 応答性調節 / DNA
Outline of Research at the Start

リポ多糖や非メチル化CpG DNAなどの自然免疫受容体リガンドに対する細胞応答は、様々な因子の働きにより調節される。ワクチンのアジュバント等として、このリガンドを応用するには応答調節機構の理解が重要だが、「自然免疫受容体リガンドに対する免疫細胞の応答性はどのように調節されているか」は未解決の問いである。一部の抗菌ペプチドにはこれらのリガンドに対する免疫細胞の応答を調節する作用があり、このうち「非メチル化CpG DNAに対する免疫細胞の応答性を調節するペプチドの性質とその作用機序を明らかにする」ことを目的に本研究を実施する。

Outline of Annual Research Achievements

リポ多糖や非メチル化 CpG DNAなどの自然免疫受容体リガンドに対する細胞応答は、様々な因子の働きにより調節される。ワクチンのアジュバント等として、このリガンドを応用するには応答調節機構の理解が重要である。この観点から、「自然免疫受容体リガンドに対する免疫細胞の応答性はどのように調節されているか」を研究課題としている。これまでの我々の解析結果から一部の抗菌ペプチドにはこれらのリガンドに対する免疫細胞の応答を調節する作用があることが明らかにされている。そこで、「非メチル化CpG DNAに対する免疫細胞の応答性を調節するペプチドの性質とその作用機序を明らかにする」ことを目的に本研究を実施する。非メチル化CpG DNA刺激応答を調節する抗菌ペプチド、およびそれを改変したペプチドの特徴解析とその増強作用を有するペプチドの作用機序解析を行うことにより、抗菌ペプチドによるDNA刺激応答調節の詳細を明らかにし、感染症対応という現代社会の強い要望にも応える研究の基盤を構築する。以上が本研究課題の目標である。本年度は4年間の申請期間の2年目として、これまでに解析したαヘリックス型ペプチドを比較して増強作用のあるペプチドに共通した性質として、両親媒性の重要性に着目して、より精緻な解析を行い検討を進めた。その結果、両親媒性はDNA刺激応答の増強に関与すること、これまで関連する現象として考えられてきたDNA細胞内取り込み増強に両親媒性が関わるわけではなさそうなこと、が明らかとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

両親媒性の重要性を示す結果が得られており、一定の成果が上がっているから。

Strategy for Future Research Activity

現在は細胞レベルで応答性の調節を検討しているが、動物レベルでどうなるかを検討したい。また、両親媒性が関与する細胞内標的についても解明したい。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 非メチル化CpGDNAに対する自然免疫応答を増強するαーヘリックス型抗菌ペプチド2023

    • Author(s)
      西原冴佳 川崎清史
    • Journal Title

      細胞

      Volume: 55 Pages: 699-703

    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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