SARS-CoV-2ワクチン接種による自己免疫疾患の増悪と、メカニズム解明
Project/Area Number |
22K07123
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 49070:Immunology-related
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
大重 達寛 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20938071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 泰 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50626380)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2025: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | SARS-CoV-2ワクチン / COVID-19 / 自己免疫疾患 / SARS-CoV-2 / ワクチン / 中和抗体 / 液性免疫 / 細胞性免疫 |
Outline of Research at the Start |
ワクチン接種後に自己免疫疾患の増悪を来した症例を追跡し、SARS-CoV-2ワクチンの自己免疫疾患に与える影響を明確にする。主に血液検体から、サイトカインプロファイルや自己抗体の測定を行い、末梢血細胞をCyTOFシステムを用いたマスサイトメトリーなどの解析手法、免疫細胞の単一細胞RNAシーケンシングを行い、ワクチンによる惹起された病的な細胞サブセット、遺伝子発現、分子シグネチャーを同定、臨床情報と統合し、最終的に自己免疫疾患増悪の機序、病態の解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
ワクチン接種後に自己免疫疾患の増悪を来した症例を追跡し、SARS-CoV-2ワクチンの自己免疫疾患に与える影響を明確にする。主に血液検体から、サイトカインプロファイルや自己抗体の測定を行い、末梢血細胞をCyTOFシステムを用いたマスサイトメトリーなどの解析手法、免疫細胞の単一細胞RNAシーケンシングを行い、ワクチンによる惹起された病的な細胞サブセット、遺伝子発現、分子シグネチャーを同定、臨床情報と統合し、最終的に自己免疫疾患増悪の機序、病態の解明を目指した。1年目では、我々が持つコホートの整理を行い、関節リウマチ、および全身性エリテマトーデス患者において、疾患活動性の変化をワクチン前後で比較したところ、患者群全体としての活動性変化はなかったものの、ワクチン接種前の疾患活動性が高い患者において、ワクチン接種後の再年率が高いことが判明した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
SARS-CoV-2ワクチンを接種した自己免疫疾患患者コホートは確立しており、3回目までのワクチン接種患者採血は確保してあるため、解析の準備は整っており、また本年度の基礎的解析により、疾患活動性などのパラメータも入手できたため、順調に計画は進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
SARS-CoV-2ワクチンによって、背景疾患が増悪した患者を追跡し、末梢血を採取し、血清はサイトカイン(ビーズアレイ、もしくはELISAなど)、自己抗体をELISAもしくは、免疫沈降法で検索する。末梢血細胞はCyTOFシステムを用いたマスサイトメトリーによる詳細な細胞サブセット解析、シングルセルのRNAシーケンシングによる遺伝子発現解析を中心として、年齢・性別などを一致させた、同一の背景疾患患者で、ワクチン後に増悪が無かった症例と比較検討を行う。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)