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神経原性腫瘍モデルラットの新規構築と検証

Research Project

Project/Area Number 22K07145
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 50010:Tumor biology-related
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

米澤 宏隆  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (20818942)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土屋 弘行  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (40227434)
山本 憲男  金沢大学, 医薬保健学総合研究科, 特任教授 (90332668)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywords神経原性腫瘍 / 悪性軟部腫瘍 / 神経再生 / 一期的神経再建 / 担癌神経グラフト
Outline of Research at the Start

悪性神経原性腫瘍の場合は予後も不良であるばかりか、神経も合併切除するため、患肢の機能予後も不良である。しかし、いまだに神経原性腫瘍モデルの作成・樹立は行われていない。申請者らはヌードラットを用いた実験経験を活かし、ヌードラットを用いて神経原性腫瘍モデル樹立の可能性を見出した。このモデルにより、腫瘍の神経内発育様式や、神経外膜のバリア機構、抗がん剤の効果などの解明につながる。さらには患者由来細胞移植モデルも作成することで、抗がん剤感受性試験によって個別化医療(テーラーメード医療)につながり、生命予後・機能予後に大きな福音をもたらすことができると確信する。

Outline of Annual Research Achievements

【研究目的】本研究の目的は、神経原性腫瘍モデル動物の作成、そして患者由来細胞を利用したテーラーメード医療を行うことである。これまでに神経原性腫瘍モデルについては、その「細く」、「長い」特殊な解剖学的な特性から、モデル動物が作成できていなかった。申請者らの方法は、一般的に腫瘍の実験で用いられるヌードマウスではなく、ひと回り大きいヌードラットを用いる。マウス坐骨神経では細すぎて播種できなかった細胞も、ラット坐骨神経であれば播種が可能であり、神経原性腫瘍モデルを作成することが可能である。将来的には神経原性腫瘍を患っている患者からの細胞を用いて神経原性腫瘍モデルを作成することが可能となると考えており、さらには、抗がん剤を用いて効果判定試験を行うことで、患者一人一人に合わせた抗がん剤の選択(テーラーメード医療)が可能となり患者予後に多大な恩恵をもたらす可能性があると考えている。【研究実施計画】【実験①】ヒト由来悪性末梢神経鞘腫株(HS-Sch-2)を培養し、34Gシリンジ(Nanofil)でヌードラット(F344/NJcl-rnu/rnu メス)坐骨神経に注入する実験を行った。現在10匹に対して施行し、結果を解析中である。【実験②】患者由来細胞による実験:申請者らが保管している患者由来株を用いてモデルを作成し、モデル動物における化学療法の効果と、実臨床経過の違いを明らかにしたいと考えている。まだ実験2については、着手できていない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究者の異動及び協力研究員の異動等に伴って十分な実施体制が見込めない時期があり、研究の立ち上げ及び遂行が遅れた。

Strategy for Future Research Activity

研究の遅れはあるが、予定された研究を進めてまいりたいと考えている。
まずは、実験1について、現時点での結果を取りまとめ、さらに追加実験が必要であればラット数を増やして実験を行いたいと考えている。その後、実験2に進み、患者由来細胞を用いた実験を行いたいと考えている。
なお、2022年度及び2023年度については、実施体制が不十分な時期があり、遂行が遅れていたが、2024年度については、実施体制が整ったため、鋭意作業を進めたいと考えている。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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