Project/Area Number |
22K07516
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52020:Neurology-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
池中 建介 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70774058)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | αシヌクレイン / メチル化蛋白質 / アルギニンジメチル化 / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
呼吸不全と神経変性疾患の病態との関連は、感覚的に重要であると予想できるが、これまで詳細な検討がなされていない。いくつかの先行研究においては、ALS患者に早期より非侵襲的呼吸補助(NIPPV)を行うことで、寿命の延長ができたという報告があるが、果たして病態自体を改善しているか、臨床的にも医学的にも興味深い。 我々は、髄液・血清ADMAが呼吸不全に伴って上昇する、予後予測バイオマーカーとして報告したが、ではADMAが病態に関わっているのか、単なる傍証なのか明らかになっていない。
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Outline of Annual Research Achievements |
アルギニンメチル化プロジェクトは以下のように進行している。研究開始以前に、大脳皮質運動野のサンプルをALS3例、対照患者3例でライセートをとり、ウェスタンブロットでアルギニンジメチル化蛋白質認識抗体を用いてブロットしたところALS患者において特異的に発現が亢進しているいくつかのバンドを検出していた。今回、さらにALS3例、コントロール患者3例を追加しやはり同様にいくつかのメチル化蛋白質の発現亢進を確認できた。さらに、独自に作成した、アルギニンメチル化FUS特異抗体を用いた検証では、ALS患者においてメチル化を受けている高分子FUSの発現が著明に亢進していることを見出している。本年度中には、亢進しているメチル化蛋白質の同定と、高分子FUSの性質についてどちらも質量分析を用いた検討を終えられる予定としている。免疫沈降からの質量分析は当初のマイルストーンに比べて若干遅延しているが、今年度中に解決をできると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
順調な経過を示している。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きこれまでの計画通り、アルギニンジメチル化でALSを考え、研究を進めていく。
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