Project/Area Number |
22K07654
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
宮田 裕作 久留米大学, 医学部, 助教 (60647816)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 子宮頸癌 / 放射線療法 / 低酸素 / HIF / PD-L1 / CD163 / 化学放射線療法 / 高線量率小線源治療 |
Outline of Research at the Start |
子宮頸癌の根治的放射線療法において,早期に再発転移を来す治療抵抗例が存在する.申請者の研究で,治療抵抗例の腫瘍細胞周囲では,子宮腔内照射を開始後に,腫瘍増殖に関わるM2マクロファージの細胞数が多く,免疫抑制分子PD-L1の発現率が高いことが判明した.M2マクロファージの細胞数やPD-L1の発現率は,酸素濃度により変化することが知られており,この結果は,子宮腔内照射を開始後の,腫瘍細胞周囲の酸素濃度の変化が,免疫反応を介して,治療効果に影響を及ぼす可能性を示唆しているが,確認されてはいない.本研究は,放射線の照射法による腫瘍細胞周囲の酸素濃度の変化と,それの免疫を介した予後への影響を解明する.
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Outline of Annual Research Achievements |
我々は以前に,子宮頸癌に対する高線量率密封小線源治療中に発現する,腫瘍増悪に働く抗腫瘍免疫分子の一つであるPD-L1と,腫瘍増殖・増大を促す炎症細胞であるM2マクロファージの代表マーカーであるCD163が,2年以内に再発転移をきたすかどうかに関わる因子であることを報告した(Miyata Y, et al. Radiat Oncol. 2023 Feb 23;18(1):40.).しかしなぜその様な免疫機序が働くのかは未解明であった.貧血が放射線の感受性に関わることや腫瘍周囲が低酸素になるために増える分子であるHIF-1αが経時的に増加しているため,低酸素が何らかの機序で治療結果別に免疫反応に差が生じる原因ではないかと仮説をたて,研究を開始した.ただHIF-1αのタンパク質を含んだHIFファミリータンパクと呼ばれるタンパク質の免疫組織学的染色マーカーは多様にあり,現在そのどれが最も適した染色方法かを検討している最中である.また低酸素以外の機序もあるかもしれず,CTLA-4などのその他免疫分子も調べることで,前述の我々の疑問点に関して多角的にアプローチをおこなっている最中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
HIF-1αのタンパク質を含んだHIFファミリータンパクと呼ばれるタンパク質の免疫組織学的染色マーカーは多様にあり,現在そのどれが最も適した染色方法かを検討している最中である.また病理標本切り出しの専門職の交代を余儀なくされたため,新たな方を探している最中である.
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Strategy for Future Research Activity |
HIF-1αのタンパク質を含んだHIFファミリータンパクと呼ばれるタンパク質の免疫組織学的染色マーカーは多様にあり,現在そのどれが最も適した染色方法かを検討している最中である.また低酸素以外の機序もあるかもしれず,CTLA-4などのその他免疫分子も調べることで,前述の我々の疑問点に関して多角的にアプローチをおこなっている最中である.
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