Development of high-precision multiparametric imaging of breast cancer for minimally invasive treatment
Project/Area Number |
22K07693
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
片岡 正子 京都大学, 医学研究科, 講師 (10611577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯間 麻美 京都大学, 医学研究科, 助教 (60748797)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 乳癌 / MRI / 核医学 / マルチパラメトリック / De-escalation |
Outline of Research at the Start |
9人に1人の女性が罹患する乳癌は、他の癌と異なり40-50歳代に多いことから、治療効果を保ちつつも体への負荷の少ない治療の選択肢が求められる。そのためには精度高く乳癌の状態を把握することが必要である。本研究では超高速造影MRI(UF-DCE MRI)、高解像度拡散強調画像、高解像度核医学画像を組み合わせた高精度マルチパラメトリックイメージングにより乳癌を多面的にとらえ、従来の画像診断に比較してより正確な診断、それによる治療に役立つ情報の提供を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、超高速ダイナミック造影MRI(Ultrafast dynamic contrast enhanced MRI:UF-DCE MRI)UF-DCEと拡散強調画像等MRIシーケンスを用いたマルチパラメトリックイメージングから検討を開始した。 UF-DCE MRIに関しては、研究の国内外の現状についての把握を2本総説の形でまとめ、浸潤癌の増殖能やサブタイプ分類との相関、従来の造影MRIとの相違について検討した。国内外の学会で発表後、一部は論文化した(Ohashi et al.2023)。 また術前薬物療法後のMRI・PET所見の意義については乳癌診療ガイドラインで該当するクリニカルクエスチョンを検討した。MRI PETについてシステマティックレビューを行い39編を対象として検討したが、個々の研究のばらつきが大きく推奨を提唱するには至らず、現状のエビデンスでは不十分なことが判明した。さらに術前薬物療法での治療効果判定、特にUF-DCE MRIによる術前化学療法後の治療効果判定の結果もまとめ発表した(Honda et al. 2022)。 拡散強調画像は血流情報とは相補的であり、血流情報との組合わせで診断能向上が期待される。縮小手術においては正確なMappingが必要であるため、高空間分解能を有するReadout-segmented DWI法による診断法につき、診断のためT2,T1他の非造影シーケンスの画像も合わせた上での決定木開発を行い、学会及び論文発表を行った。こうした高分解能拡散強調画像は、詳細な形態が評価可能であり、造影MRIとのFusion画像により悪性の可能性が高い病変の局在が同定できる可能性がある。並行して、乳房専用PETとMRIの比較を、当院乳房専用PETで検出された病変に関して検討し、Fusion手法を用いて両モダリティでの所見の特徴を明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に進展している。今年度はMRIに重点を置いてマルチパラメトリック画像の個々の要素についての研究、発表、論文化を進めてきた。R5年以降の基礎的な検討を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
臨床におけるマルチパラメトリックMRIの有用性については昨年度も学会発表や総説の形でまとめてきた。R5年度はそれらを実際の研究として検証することを具体的な目標に掲げる。まずは、UF-DCE MRIおよび高分解能DWIの情報を合わせて効率的に表示するための Map表示法を検討する。それとは別に、UF-DCE から病変毎に得られる平均MS、TTEなどのKinetic parameter やDWIから得られるADC値、を算出し、それから病変の病理組織診断・サブタイプや悪性度を推測、数値化するためのモデルを作成する。 また、術前診断画像を対象に上述シーケンスを用いてマルチパラメトリックなデータを取得し、病変進展範囲の精度を改善できるかどうか検討する。 さらに、R5年度は、術前薬物療法の治療前後での評価と残存病変の評価にたいしても検討を行う。乳癌に隣接する血流豊富な乳腺症等の良性病変、薬物療法後の炎症・瘢痕を対象とし、高精度マルチパラメトリックイメージングを適用、術前治療後の手術療法の縮小を目指し、確実な進展範囲の評価ができるよう鑑別精度を向上させる。 あわせて、乳房専用PETなど核医学検査に関する今までの知見をふまえ、これらの代謝情報も合わせて用いた乳癌術前評価についても症例の蓄積を待って解析を開始する予定である。年度後半においてはマルチパラメトリックな診断法の確立を目指していくつかの手法について検討予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(32 results)
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[Presentation] 高分解能拡散強調画像と単純MRI画像によるBI-RADSに基づく乳房病変の評価2023
Author(s)
太田 理恵,片岡 正子,飯間 麻美,大野文美,本田 茉也,大橋茜,三宅 可奈江,山田 洋介,竹内康秀,戸井 雅和,中本 裕士
Organizer
第81回日本医学放射線学会総会
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[Presentation] The diagnostic performance of modified BI-RADS using high-resolution diffusion weighted images (HR-DWI), T1WI and T2WI2022
Author(s)
Rie Ota, Masako Kataoka, Mami Iima, Ayami Ohno Kishimoto, Maya Honda, Kanae Kawai Miyake, Yosuke Yamada, Takeuchi Yasuhide, Masakazu Toi, Yuji Nakamoto
Organizer
2022 Joint Annual Meeting ISMRM-ESMRMB & ISMRT 31st Annual Meeting
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Int'l Joint Research
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[Presentation] 乳房専用PETを用いた任意型検診:導入後5年間における要精査率の変化2022
Author(s)
片岡正子,八上全弘,三宅可奈江,松本純明,弓削瞬介,石守崇好,鳥井雅恵,高田正泰,磯田裕義,戸井雅和,中本裕士
Organizer
第32回日本乳癌検診学会
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[Presentation] シンポジウム【乳腺】 「乳癌の術前薬物療法と画像の最前線」乳癌の術前化学療法における MRI・PETの役割2022
Author(s)
本田 茉也,片岡 正子,広利 浩一,太田 理恵,中島 一毅,久保田 一徳,鈴木 昭彦,井上 謙一,植松 孝悦,太田 裕介,中島 一彰,後藤 眞理子,山口 健,後藤 禎人
Organizer
第48回日本乳腺甲状腺超音波医学会
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Invited
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