Project/Area Number |
22K07706
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
礒橋 佳也子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50598604)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二瓶 圭二 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (30466205)
馬場 一郎 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (60330073)
金井 泰和 大阪医科薬科大学, 薬学部, 特別任命教員助教 (60397643)
小野 公二 大阪医科薬科大学, BNCT共同臨床研究所, 所長 (90122407)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | PET / FBPA / BNCT / 軟部肉腫 / FBPA-PET / 肉腫 / 病理 / 治療効果予測 |
Outline of Research at the Start |
細胞レベルで腫瘍細胞を選択的に破壊する治療法であるBNCTを手術療法に組み合わせれば、正常細胞への副作用が少ない利点もあり、縮小手術の可能性やBNCTでは線維化や癒着が少ないため手術し易いなどのメリットも期待できる。18F-FBPA PETを用いて、肉腫細胞へのBPAの集積を検索する。BPA-BNCTで細胞に与えられる単位線量(Gy)当たりの効果は細胞のN/C(核細胞質体積比)で決まるので、PET検査症例の病理組織画像を解析し、これら情報を組み合わせて、肉腫へのBNCTの治療効果の可能性を探索する。
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Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、本研究の対象疾患である軟部肉腫を患う患者さんの同意を取得後に、FBPA PET=CT検査並びにその後に手術が施行された患者情報を集めた。臨床情報と病理診断並びに画像診断の結果を対比した。これら結果を利用して、実際に保険診療で行われている難治性・再発性の頭頚部がんを患う患者さんのBNCTの治療計画方法を軟部肉腫を患う患者さんに応用し、将来的にBNCTの適応疾患拡大の実用化に向けて、診断や治療に直接関係する整形外科、耳鼻咽喉科、放射線治療科やBNCTセンターの関係医師や物理士とミーテイングを重ね、適格患者さんの選択方法、治療方法や安全性について検討しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
軟部肉腫を患う患者さんの臨床情報と病理診断並びに画像診断の結果を、実際のBNCTの実用化に向けて治療計画をおこなうための手法や安全性、方針をまとめるのに時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
軟部肉腫患者さんの臨床情報と病理診断並びに画像診断の結果データをさらに細かく解析し、各関係科とさらに詳細を詰め、安全で効率的なBNCT治療が軟部肉腫患者さんへ将来提供できるように取り組んで行く。これら成果をまとめ、学会発表を行っていく予定である。
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