Project/Area Number |
22K07722
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
音見 暢一 徳島大学, 病院, 講師 (50624110)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 雅史 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (20228654)
新家 崇義 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任教授 (20444656)
川中 崇 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (20527379)
大塚 秀樹 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30346605)
|
Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
|
Keywords | 胸部食道癌 / 放射線治療 / 放射線障害 / PET/CT / 食道癌 / 心筋障害 / FDG PET/CT |
Outline of Research at the Start |
胸部食道癌の化学放射線療法後のFDG PET/CT検査では放射線の照射範囲の心筋にFDGが集積している症例があり,放射線による心筋の急性~亜急性の炎症などの心筋障害を捉えていると考えられる.しかし,心筋に集積を認める症例で,心機能にどの程度の影響が生じているのかは明らかになっていない.本研究では放射線による心筋障害をより正確により早期に検出・定量化し,心機能との関連性を明らかにし,放射線障害による心不全の発症のリスク因子を探る.心臓超音波検査を行うことで,心筋に集積を認める症例の心機能はどうか,集積の認められる心筋の部位の壁運動に異常があるのかも明らかにする.
|
Outline of Annual Research Achievements |
本年度も本研究に関連した、放射線治療後のFDG PET/CT検査や、胸部食道癌に対する診療ガイドライン、同腫瘍に対する放射線治療及び化学療法、有効性やその副作用等に関する最新の文献の収集を行った。 昨年度に作成していた生命科学・医学系研究倫理審査委員会への本研究の申請書を同委員会に提出し、承認された。 食道乳腺甲状腺外科にて研究対象となる患者への研究説明を行い、1症例のFDG PET/CT検査及び心臓超音波検査を行った。FDG PET/CT検査については、昨年度に臨床現場の放射線技師と打ち合わせた収集方法で検査を行った。得られたPET/CT画像の解析を行い、心筋の集積をmaximum standardized uptake value (SUVmax),total lesion glycolysis (TLG)を用いて定量化した。心臓超音波検査では心拍出量、左室径・容量および左室駆出分画、16分画左室壁運動スコアを算出した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
生命科学・医学系研究倫理審査委員会への申請から承認まではスムーズであり、1症例の登録もできたが、その後、研究対象となる患者が予想以上に少なく同意が得られる例がなかった。当初予定していたよりも登録が少ないので遅れていると評価した。令和6年度は年間20程度の登録を目指す。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は研究対象の患者が例年よりも少なかったが、令和6年度が例年通りであれば、年間20例程度を登録できるものと考える。令和5年度の1例目も対応済であるので、症例があればFDG PET/CT検査や心臓超音波検査はスムーズに対応できると考えられる。本研究に関連した、放射線治療後のFDG PET/CT検査や放射線治療及び化学療法に関する最新の文献の収集を引き続き行う。
|