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[F-18]FAZA PETによる大型血管炎の低酸素イメージング、診断体系の確立

Research Project

Project/Area Number 22K07742
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 52040:Radiological sciences-related
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

土屋 純一  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 准教授 (30815527)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
KeywordsFAZA / 低酸素イメージング / 大型血管炎 / 高安動脈炎 / PET / 低酸素
Outline of Research at the Start

本研究では大型血管炎の[F-18]FAZA PET画像の特徴を明らかにする。従来の[F-18]FDGと相違点を比較検証し、画像所見と予後や治療反応性などとの関連を明らかにする。また、モデル動物を用い、[F-18]FAZAの集積が大型血管炎で病理学的にどの部位に集積があるかを検証する。これをもとに将来の治療反応性の悪い患者に対する新治療薬開発のターゲットを検索する。[F-18]FAZAの集積を人工知能により解析し、治療抵抗性炎症疾患に対する診断・治療体系の確立を目指す。

Outline of Annual Research Achievements

低酸素環境を検出することができる[18-F]FAZA PETによる大動脈炎の評価体系を目指し、症例の追加とデータ解析を目指し、研究を継続した。これまで蓄積した15例の高安動脈炎の[18-F]FAZA PET画像を詳細な解析のため、高安動脈炎でない患者(尿路上皮癌など)のFAZA画像の解析を追加した。条件に関しては文献で報告されている3.7MBq/kgと投与後120分の撮像で、バックグランドは抑制され、良好な画像を得ることができた。尿路上皮癌の原発巣や転移巣の一部では、比較的高いFAZAの集積が見られ、血管炎の病変に見られた集積はこれより軽度であることが分かった。日常臨床で活動性評価に利用されている[18-F]FDG PETでの大動脈炎の評価では肝臓、縦隔血液プールを基準とした視覚的評価で基本的に行うが、もともと全体的に集積の弱い[18-F]FAZA PETを視覚的評価のみで行うことは難しく、やはり肝集積や血液プールの集積を用いた半定量的評価が必要であると考えられた。癌患者の病変で用いられる半定量的評価を同様に当てはめ、データを解析した。大型血管炎の患者の治療効果、再発などに関する追跡調査を継続しており、FAZA集積と治療反応性、再発などに関するpilot studyの報告を作成中である。血管炎の希少性から困難な面もあるが、症例の追加をさらに行う。次のステップである血管炎、非血管炎患者からの少数のデータからAI画像診断につなげるための準備を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

大型血管炎の患者のリクルートに難渋している。検査自体の施行に問題はなく、リクルートを積極的に行っていく。

Strategy for Future Research Activity

大型血管炎の希少性から追加症例のリクルートに難渋している。担当医師への連絡をこまめに行う、検査の空き状況を連絡するなどにより、可能な限り症例を追加する。また、現時点での中間報告を行うことも、追加症例推進のために有用と思われ、早急にまとめる。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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