Project/Area Number |
22K07761
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Kobe City Medical Center General Hospital(First Clinical Division, Second Clinical Division, Third |
Principal Investigator |
山根 登茂彦 地方独立行政法人神戸市民病院機構神戸市立医療センター中央市民病院(第1診療部、第2診療部、第3診療部, 中央市民病院, 部長 (20526660)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 18F-fluoroestradiol / PET / リキッドバイオプシー / ポジトロン断層撮影法 / 乳癌 / エストロゲン受容体 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、エストロゲン受容体の発現を評価できるとされるF-18 fluoroestradiol (FES)を用いたポジトロン断層撮影法(PET)を利用し、エストロゲン受容体陽性乳癌の病態評価を行うことを目的とする。臨床研究を実施し、FES-PETと病理学的なエストロゲン受容体発現との関係、FES-PETを含めたバイオマーカー(指標)と乳癌の治療経過におけるホルモン受容体耐性との関係の解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1) 18F-fluoroestradiol (18F-FES) を用いた positron emission tomography (PET) 検査と病理学的なエストロゲン受容体発現との関係を明らかにする、2) 18F-FES PETとリキッドバイオプシーによるESR1遺伝子変異との関係を明らかにする、3) ホルモン受容体耐性とこれら指標との関係および予後との関係を明らかにする、の3点である。 これらの解明に向け、2022年6月に当院の倫理委員会で承認を得て、新規臨床研究を開始した。乳癌の病態評価指標としての新規バイオマーカーに関する研究で、対象を20歳以上のエストロゲン受容体陽性乳癌患者で、新規治療開始または治療法の変更を予定しており、18F-FES PETの前後60日以内に18F-fluorodeoxyglucose (FDG) PETが一般診療において行われる者とした。18F-FES PET検査およびリキッドバイオプシー検査(血中遊離DNA:ESR1遺伝子変異)を実施し、その関連性を主要な評価項目とした。研究期間は3年を予定している。既に登録、検査実施が始まっている。症例登録がやや遅れていることもあり症例数はまだ限られ、統計学的解析できる段階ではない。引き続き症例を重ねていく予定である。 18F-FESは米国で承認を得ているPET診断薬であるため、海外から発信される情報が多い。並行して海外も含めた情報収集を進めていくことで、研究を円滑かつ効率的に実施していきたい。また、一定の臨床的有効性が知られている検査であることから、将来的には本邦での承認も目指し、情報収集や治験等の計画も進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
臨床研究については、予定した症例数よりは若干少なめである。登録基準がやや厳格であることや、COVID-19の院内対応等が影響している可能性がある。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き臨床研究を推進していく。また、情報収集も積極的に行い、最新のエビデンスを取り入れた臨床研究の発展を考える。
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