Project/Area Number |
22K07781
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
福嶋 善光 日本医科大学, 医学部, 准教授 (80516104)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
五十嵐 勉 日本医科大学, 医学部, 准教授 (10421190)
淀川 顕司 日本医科大学, 医学部, 講師 (70386241)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | 心筋虚血の病勢評価能向上 / 心筋虚血の予後層別化能向上 / 心疾患の重症化予防 / 心疾患患者のQOL向上 / 心筋血流SPECT / MBR-IR / MFR |
Outline of Research at the Start |
虚血性心疾患の診療では核医学検査での心筋血流イメージングが治療適応決定に用いられている。心筋血流SPECTにてMBR-IRからMFRを算出できれば、従来は心筋SPECTでは虚血の診断が困難とされてきた多枝病変や左冠動脈主観部病変によるびまん性の虚血の診断にも効果を発揮する可能性がある。本研究では、①半導体SPECT装置を用いて撮像された心筋血流SPECTにおいてスタティック画像から半自動的にMBR-IRを算出可能なソフトウェアを開発し、②虚血性心疾患例において心筋血流SPECTでのMBR-IRからMFRを予測する公式を導き出し、③臨床例を経過観察することでその手法の妥当性を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者の福嶋善光は、平成9年に日本医科大学を卒業し、日本医科大学放射線医学教室にて臨床および研究を開始した。平成12年より日本医科大学大学院臨床放射線医学にて非ST上昇型急性心筋梗塞に対するTl/BMIPP2核種同時心筋SPECTの病変検出能に関する研究(論文4)を行った。平成20年より日本医科大学放射線医学助教、平成29年より日本医科大学放射線医学講師、日本医科大学健診医療センターセンター長として数多くの研究を行った。現在、日本核医学会評議員、呼吸器核医学研究会(日本核医学会分科会)評議員、日本核医学会専門医・教育委員会委員として、日本における放射線診断学、核医学の臨床研究を牽引している。
研究代表者の福嶋善光は大きく4つのプロジェクトを行ってきた。①心疾患に対するSPECTによる重症度評価、予後層別化②心疾患に対するSPECT/CTA融合画像の診断能、予後層別化能③その他の循環器疾患に対するSPECT/CTによる重症度評価、半定量的評価④心疾患に対するPET/CTによる重症度評価、予後層別化に関する研究、を行ってきた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ソフト作成企業の選定と契約に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
選定した企業により、半導体SPECT装置を用いて撮像された心筋血流SPECTにおけるスタティック画像から半自動的にMBR-IRを算出可能なソフトウェアを開発する。 その後、虚血性心疾患例において心筋血流SPECTでのMBR-IRからMFRを予測する公式を導き出し、臨床例を経過観察することでその手法の妥当性を検討する。
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