ランゲルハンス細胞組織球症における骨病変バイオマーカーの確立
Project/Area Number |
22K07851
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
森本 哲 自治医科大学, 医学部, 客員教授 (30326227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川原 勇太 自治医科大学, 医学部, 講師 (10570385)
翁 由紀子 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30438650)
新島 瞳 (松本瞳) 自治医科大学, 医学部, 助教 (70598937)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | ランゲルハンス細胞組織球症 / 溶骨 / バイオマーカー |
Outline of Research at the Start |
LCHは、乳幼児が罹ることが多い、しばしば再発する病気です。骨が溶けることが多く、骨を溶かす破骨細胞が多数みられます。治療が効いているかどうかはレントゲン検査で評価しますが、骨が治るには時間がかかるため簡単ではありません。LCHの骨病変の勢いを量る血液検査はなく、再発するかどうかを予測する指標もありません。2021年より破骨細胞を抑制するビスホスホネートを導入した臨床試験LCH-19が開始されました。この臨床試験に登録された患者さんの血液を用い、骨に関連した蛋白質を経時的に測定し、骨病変の勢いの指標となる血液検査項目を探し出し、適切な治療の選択に役立てます。
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Outline of Annual Research Achievements |
LCHは、乳幼児に好発し、しばしば再発する難治性疾患である。溶骨病変が最多で、病変部に破骨細胞様巨細胞が集簇して活性化している。再発部位も骨が最も多く、再発例は尿崩症や中枢神経変性症などの重大な晩期合併症を発症することが有意に多い。骨病変の判定は放射線学的になされるが、骨の修復には時間を要するため、治療反応性や疾患活動性の評価は容易ではない。しかし、LCHの骨病変に対する有用なバイオマーカーはなく、疾患活動性や治療効果の判定、再発リスクを予測する指標はない。日本では2021年より骨再発の減少を目指し多発骨型LCHに対してビスホスホネートを導入した臨床試験LCH-19-MSMFBが開始された。この臨床試験登録例の検体を用い、骨代謝マーカーおよび破骨細胞関連サイトカインを経時的に測定し、骨病変の治療反応や疾患活動性、再発リスクの指標となる有用なバイオマーカーを探索的に見出し、適切な治療選択に役立てる。これまでに、研究対象となる臨床試験に61例が登録された。これら登録例の臨床情報、および、治療前・初期治療相終了時(ビスフォスフォネート前)・維持治療相終了時(ビスフォスフォネート後)に採取された血液検体を収集した。これらの検体を用い、骨代謝マーカー(BAP/NTX/TRACP-5b)、および、破骨細胞関連サイトカイン(IL-3/IL-6/IL-15/IL-17/TNFα/M-CSF/CCL3)を測定する準備を整えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究対象となるLCH-19MSMFB臨床試験には、これまでに61例が登録され、予想を上回る順調な症例集積が得られている。これら登録例の臨床情報、および、治療前・6週後・30週後に採取された血液検体が順調に収集されつつある。
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Strategy for Future Research Activity |
検体および臨床情報の収集をさらに進め、骨代謝マーカーおよび破骨細胞関連サイトカインの測定を行う。これらの測定値と臨床情報との関連を探索的に解析する。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)
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[Presentation] INTENSIFICATION OF TREATMENT WITH VINCA ALKALOID DOES NOT IMPROVE OUTCOMES IN PEDIATRIC PATIENTS WITH LANGERHANS CELL HISTIOCYTOSIS* RESULTS FROM THE JPLSG LCH-12 STUDY2022
Author(s)
Akira Morimoto, Yoko Shioda, Kazuko Kudo, Hirokazu Kanegane, Toshihiko Imamura, Katsuyoshi Koh, Yoshiyuki Kosaka, Yuki Yuza, Atsuko Nakazawa, Akiko Saito, Tomoyuki Watanabe, Yozo Nakazawa
Organizer
38th Annual Meeting of Histiocyte Society
Related Report
Int'l Joint Research
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