Role of plaque structural stress on collagen remodeling in patients with coronary artery disease
Project/Area Number |
22K08109
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
大塚 憲一郎 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60726074)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
泉家 康宏 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (10515414)
福田 大受 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (40637568)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 心筋梗塞 / 構造ストレス / メカノトランスダクション / 有限要素法解析 / イメージング / 動脈硬化 / 血管内イメージング / 偏光測定 / 有限要素解析 |
Outline of Research at the Start |
プラーク構造ストレスが線維性皮膜コラーゲンの機械的強度を上回るとプラーク破綻に至る。血管内画像診断法の一つである光干渉断層法(optical coherence tomography)を用いて行う偏光測定(OCT-polarimetry)は、OCTによるプラーク構造の観察に加え、プラーク組織性状を観察できる。本研究では、潜在的プラーク不安定化因子であるプラーク構造ストレスとコラーゲンリモデリングを介した心筋梗塞の発症機序を解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
近年、慢性炎症が種々の生活習慣病の病態に関与することが示唆されている。冠動脈壁は、血流の剪断応力や血管壁固有の構造ストレスなど、過剰な物理刺激(メカニカルストレス)に晒されている。本研究は、動脈硬化の基盤病態である血管の慢性炎症を惹起する機序として、プラークのバイオメカニカルストレスに注目し、切除プラークを用いた分子生物学的解析を行い、抗炎症治療確立のための標的分子の探索を行う。細胞外マトリックスのリモデリングやプラーク構造ストレス(plaque structural stress)を血管内画像診断により計測し、プラーク構造ストレスとの関連を解析することで、動脈硬化プラークの不安定化の機序の解明を目的としている。 プラーク構造ストレスがプラークを覆う線維性皮膜コラーゲンの機械的強度を上回ることによりプラーク破綻に至る。これまで冠動脈内でプラークのコラーゲン性状を観察できる技術は存在しなかったため、動脈硬化性疾患の基盤病態である血管炎症やコラーゲンリモデリングに及ぼす役割は、十分検討されていない。プラーク構造ストレスは、血管内イメージング画像と有限要素法解析から算出できる。血管内偏光感受性(polarization-sensitive, PS)光干渉断層(optical frequency domain imaging, OFDI)は、プラークの微細構造の観察に加え、組織の偏光特性を測定することによりコラーゲンや脂質成分を観察できる新規血管内イメージング技術である。本研究では、PS-OFDIシステムを大阪公立大学医学部附属病院に導入した。冠動脈疾患患者を対象とし、PS-OFDIを含む血管内画像診断を用いて、プラークの光学特性と構造ストレスを比較検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
冠動脈疾患患者の責任/標的冠動脈病変部にPS-OFDIとIVUSを施行した。有限要素解析に必要な融合画像を作成し、プラーク構造ストレスを算出した。今後、症例数を増やし、構造ストレスとプラークのコラーゲン性状の解析を行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
冠動脈病変枝の血液やプラーク組織を分子生物学的・バイオインフォマティクス的手法により解析し、過剰なメカニカルストレスに伴う細胞外マトリクス分解と血管炎症、プラーク不安定化に関わる標的分子を同定する。一般的炎症経路に加えて、炎症と免疫における機械感受性タンパク質および転写コアクチベーターであるYAP/TAZシグナルを中心としたメカニカルストレスにより引き起こされる血管炎症や血管内皮治癒に着目し、心筋梗塞の病態を解明することで新規治療戦略の開発に繋げたい。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)