Project/Area Number |
22K08163
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
尾崎 雄一 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00507999)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 元城 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (80885476)
東本 菜月 和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (90886326)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | 偏光感受性OCT / 選択的PPARαモジュレーター / プラーク |
Outline of Research at the Start |
二次予防にスタチンによるLDLコレステロール低下療法を行っても心血管イベントを再発症する、残余リスクが臨床上の課題である。残余リスクにHDLコレステロールが関与しており、高中性脂肪血症治療薬である選択的PPARαモジュレーターは、HDLコレステロール増加作用を有するが、残余リスクに及ぼす影響については不明である。 偏光感受性光干渉断層法(PS-OCT)は、複屈折性を検出することでプラーク安定性を定量評価する事が可能である。 本研究では選択的PPARαモジュレーターの持つHDLコレステロール増加作用がプラーク安定化に及ぼす影響を、PS-OCTを用いた動物実験および前向き臨床試験にて明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
心血管イベントの二次予防にスタチンによるLDLコレステロール低下療法を行っても心血 管イベントを再発症する、いわゆる残余リスクが臨床上の課題となっている。我々は残余リ スクにHDLコレステロールが関与している事を報告している。高中性脂肪血症治療薬である 選択的PPARαモジュレーターは、HDLコレステロール増加作用を有するが、残余リスクに及 ぼす影響については不明である。プラークの安定性はコラーゲン量に依存することが報告さ れており、偏光感受性光干渉断層法(PS-OCT)は、複屈折性を検出することでプラーク内の コラーゲン量、すなわちプラーク安定性を定量評価する事が可能である。 本研究の目的は選択的PPARαモジュレーターの持つHDLコレステロール増加作用がプラーク安定化に及ぼす影響を、 PS-OCTを用いたブタ動物実験および前向き二重盲検臨床試験にて明らかにし、選択的PPARαモ ジュレーターのdrug re-positioningによる残余リスクへの新たな介入方法を開発することである。 初年度は臨床研究として、急性冠症候群急性期に、責任病変をSTENTにて治療した症例を対象に、非責任冠動脈をOCTで観察し各プラークを登録、スタチン治療を施行している群と施行していない群でのプラークの安定化を検討している。また、マウスにおいてHDLおよび中性脂肪とプラークの関係を病理学的観点から観察を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ペマフィブラートによるプラーク安定化の検討に関して、動物における基礎研究はペマフィブラートのコンパウンドの入手が遅れており、実験が進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
動物を用いた基礎実験と臨床研究でのデータを比較して、ペマフィブラートによるプラーク安定化への影響をOCTおよび病理学的観点から検討する。
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