Project/Area Number |
22K08450
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 54010:Hematology and medical oncology-related
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
永春 圭規 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (80883462)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 由香 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (00456732)
小嶋 泰弘 名古屋大学, 医学系研究科, 特任講師 (00881731)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 骨髄増殖性腫瘍 / single cell RNA / MPN |
Outline of Research at the Start |
骨髄増殖性腫瘍は骨髄球系細胞の過剰な産生を特徴とする造血器腫瘍である。しかし、なぜ骨髄増殖性腫瘍の患者さんにおいて骨髄内で線維化が起こるのか、詳細は分かっていない。本研究は、ヒト造血幹細胞から様々な細胞へ包括的に分化させる実験系を開発してきた。 我々はヒトの骨髄内に存在するCXCL12 abundant reticular cellと呼ばれる細胞に似た性質を用いた培養系を開発し、分化過程の細胞を対象にsingle cell RNA sequencingを行い、病態生理を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
Repository data[GSE156644]を用いてR(Seurat version3, CellChat)による、ヒト骨髄内の非血液細胞(CD45陰性細胞)を対象としたsingle cell RNA sequencingによる2次および3次解析を行った。 この結果から、骨髄線維症患者に特有の非血液細胞(骨髄ストローマ細胞)のレパートリーが線維症が進行するにつれて変化していくことを明らかにした。 また、骨髄増殖性腫瘍患者に於いて特有の発現パターンを認める標的タンパク「A」を同定した。実臨床検体を用いて解析したところ 骨髄増殖性腫瘍患者に於いては正常患者あるいは骨髄不全患者と比較して、標的タンパク「A」の分布および発現量に変化を認めた。 さらに実臨床検体として患者血清および、骨髄検体の検体について、標的タンパク「A」の発現レベルを解析している。今後は多重染色を用いて、非血液細胞の分布と標的タンパク「A」の分布について、空間的な関連性を検索していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
大学への機器導入の遅延により研究に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
骨髄増殖性腫瘍における免疫染色・免疫多重染色を用いて、標的タンパクAの発現分布tについて解析を進める。また、ELISAを用いて標的タンパクAの定量にも成功しており、患者血液検体と臨床経過をと都合させ、解析を行っていく。
上記の内容については2024年度の日本血液学会、米国血液学会での公表を予定していく。
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