| Project/Area Number |
22K08529
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 54020:Connective tissue disease and allergy-related
|
| Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
高井 敏朗 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (70338375)
|
| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
| Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
| Keywords | プロテアーゼ抗原 / 界面活性剤 / 経皮感作 / 気道炎症 / アレルギーマーチ / マウスモデル / プロテアーゼ / 皮膚炎 / バリア / 痒み / Th分化 / プロテアーゼアレルゲン / 皮膚炎症 / 免疫 / かゆみ |
| Outline of Research at the Start |
重要なアレルゲンであるダニや皮膚で繁殖するブドウ球菌はプロテアーゼを含有・生産し、皮膚バリアを破壊するとともに、種々の細胞を刺激・活性化することにより炎症惹起と獲得免疫の成立を促進する。申請者は先行研究において、プロテアーゼ抗原を皮膚表面へ塗布するマウスモデルを構築し、抗原のプロテアーゼ活性が皮膚炎症・経皮感作を促進することを明らかにしてきた。さらに最近、爬行動を伴うモデルの構築に成功した。本研究ではこの新規モデルを含めて解析することによって、環境プロテアーゼによる皮膚刺激を起点とするバリア破壊・皮膚炎・経皮感作・痒みの誘導機序と相互作用を解明する。
|
| Outline of Annual Research Achievements |
重要なアレルゲンであるダニや皮膚で繁殖するブドウ球菌はプロテアーゼを含有・生産し、皮膚バリアを破壊するとともに、種々の細胞を刺激・活性化することにより炎症惹起と獲得免疫の成立を促進する。研究代表者は先行研究において、プロテアーゼ抗原を皮膚表面へ塗布するマウスモデルを構築し、抗原のプロテアーゼ活性が皮膚炎症・経皮感作を促進することを明らかにしてきた。本研究では新規モデルを含む複数モデルを解析することによって、環境プロテアーゼによる皮膚刺激を起点とするバリア破壊・皮膚炎・経皮感作・痒みの誘導機序と相互作用を解明する。皮膚に特異的な応答機序の詳細を本研究で明らかにし、より効果的かつ安全な予防・先制医療・治療のための標的を同定することを目的とする。 本年度は、界面活性剤とプロテアーゼ抗原を組み合わせた経皮感作の後に少量のプロテアーゼ抗原吸入を行って誘導される好酸球性気道炎症が、テープストリッピング処置または無処置の皮膚を介した経皮感作モデルとは異なり、経皮感作時および吸入時のプロテアーゼ活性への依存性は小さい、あるいは非依存であることを見出した。経皮感作時のプロテアーゼ依存性の低下については界面活性剤の作用と考えられる。一方、吸入惹起時のプロテアーゼ依存性の低下の未知の機序について、肺胞洗浄液中IL-33放出がプロテアーゼ活性非依存的に誘導されることを見出しており、解析を継続中である。さらに、本研究で構築した新規皮膚炎モデルの機序の解明について継続して取り組んでいる。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
経皮感作時の皮膚状態が異なるモデルでの経皮感作相における応答の差異に関して、昨年度までに明らかにし、複数論文によって報告した。本年度は、これらの経皮感作モデルへの抗原吸入による好酸球性気道炎症を惹起するアトピーマーチモデルにおけるプロテアーゼ活性依存性の差異を見出し、その機序の解明に着手している。その他の機序解析の進捗状況を含め、当初の計画はおおむね順調に進捗していると考える。
|
| Strategy for Future Research Activity |
界面活性剤経皮感作モデルへの抗原吸入によるアトピーマーチモデルにおけるプロテアーゼ活性依存性の低下について、機序を解明する。さらに、本研究で構築した新規皮膚炎モデルの機序の解明に継続して取り組む。
|