Project/Area Number |
22K08727
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55010:General surgery and pediatric surgery-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
山田 英幸 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (30925102)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榊原 淳太 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (20896427)
長嶋 健 千葉大学, 医学部附属病院, 准教授 (60292710)
藤本 浩司 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (60456027)
大塚 将之 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90334185)
高田 護 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (90800392)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | Luminal type / エストロゲン抵抗性 / breast cancer / animal model / endocrine therapy / estrogen signal |
Outline of Research at the Start |
乳癌の中で最も多いLuminal typeはの乳癌における先行研究では多くが細胞実験にてエストロゲンを含む環境下で内分泌療法抵抗性を獲得したモデルが用いられてきた。しかし、従来のモデルには実際の生体内の環境との乖離があり課題であった。今回、マウス内にて内分泌療法抵抗性を獲得した乳癌細胞株を樹立した。本モデルは生体内で作成され、エストロゲン枯渇状態にて樹立されており、生体内の環境と近いと考える。その有用性を検証し、内分泌療法抵抗性メカニズムを解析する研究計画を提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
昨年までの実施状況報告書で示した通り、エストロゲン非依存性の乳癌細胞株(in vivo-estrogen-independent breast cancer celllines: iEIBCCs)を複数樹立した。それぞれの細胞株に対して免疫染色、WB (Western blotting)を行った。その結果ER (Estrogen Receptor)の発現や他の増殖シグナルの活性化については親株より発現が上昇しているものや同等のもの、低下しているものなど多様であり、各々異なるエストロゲン非依存性メカニズムを獲得していると考えられた。また、乳癌のエストロゲン依存性メカニズムの探索を目的としたiEIBCCsのRNA seqを施行し、それぞれの細胞株の増殖シグナル等を網羅的に解析した。4種類のiEIBCCは全て親株と異なる性質を持ち、iEIBCCsもそれぞれ異なる遺伝子発現パターンを示し、これらは異なるER非依存性メカニズムを有していることを見 出した。例えば、ESR1の発現やHER familyの発現が細胞株により異なることがわかり、WBでのタンパク発現と相関した。今回、親株、iEIBCCのうちE10, 1LRの2種類それぞれをマウスに移植した。マウスはcontrol、LH-RH agonist投与群、卵巣切除群を用い、それぞれの細胞株について増殖を評価した。その結果、1LRは親株と比し増殖が早く、E10は親株と比し、増殖が遅かった。一方マウスの卵巣切除によりE10の増殖を抑制したが、1LR, 親株の増殖は抑制しなかった。またLH-RH agonistはE10, 1LR, 親株いずれの増殖も抑制しなかった。以上により、In vivoにおいてiEIBCCsの性質の違いが観察された。また、興味深いことに卵巣切除とLH-RH agonistの作用の違いが観察された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年の実験室の移動等があり、研究計画に遅れが出ている。ホルモン耐性株に対して、Aromatase 阻 害 剤 ( Letrozole, exemestane ) 、 SERM ( Tamoxifen ) 、 CDK4/6 阻 害 剤(palbociclib, abemaciclib, ribociclib)、mTOR阻害剤(everolimus)、vEGF阻害剤(bevacizumab)を投与し、それぞれの耐性株の樹立を行うことを目指しているが、上述の動物実験に時間を要し、現時点ではそれぞれの細胞株の樹立までは行えていない。
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Strategy for Future Research Activity |
ホルモン耐性株に対して、Aromatase 阻 害 剤 ( Letrozole, exemestane ) 、 SERM ( Tamoxifen ) 、 CDK4/6 阻 害 剤(palbociclib, abemaciclib, ribociclib)、mTOR阻害剤(everolimus)、vEGF阻害剤(bevacizumab)を投与し、それぞれの耐性株の樹立を行う。また、それぞれの細胞株の特徴を調べるためRNAseqを行う予定である。
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