Genomic analysis of hepatitis-B-related hepatocarcinoma developing after administration of nucleoside acid analogue - revealing the mechanism and its clinical application
Project/Area Number |
22K08819
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55020:Digestive surgery-related
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
有田 淳一 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20463838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
はい 成寛 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20811417)
四柳 宏 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30251234)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | HCC / ゲノム解析 / HBV / 次世代シーケンサー / B型肝炎ウィルス / 核酸アナログ / 遺伝子変異 / 肝細胞癌 / cccDNA / ゲノム変異 |
Outline of Research at the Start |
HBV陽性患者において核酸アナログ投与後に肝細胞癌が発生した場合、(1)それまでに蓄積された宿主ゲノムへの組み込みが発癌のドライバーとなる (2)核酸アナログでは細胞質でのHBx, preS-2などトランス活性化作用を有する蛋白の産生が止まらず、そのターゲットとなるドライバー遺伝子の活性化が起こる、のいずれかが想定される。本研究ではこの仮説を検証すべく、核酸アナログ投与後の発癌例を対象として、(a)cccDNAのレベル、(b)癌部・非癌部のpreS-Sゲノム、HBxゲノムの多様性、(c)癌部のHBVの宿主ゲノムへの組み込みパターンを検討し、核酸アナログ開始後の肝癌予防のストラテジーにつなげる。
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Outline of Annual Research Achievements |
R4年度: 予備的研究として行っていた、HBV既往感染者に発生した肝細胞癌で肝切除を行った患者における背景肝組織、腫瘍組織内のcccDNA量調査の結果を論文化・発表した。(Bae SK, Arita J, et al. HPB (Oxford). 2022 Oct;24(10):1780-1788.)背景肝組織におけるcccDNA量が肝切除後の腫瘍再発と関連があるとの仮説を立証できなかったが、HBV既往感染者の背景肝組織におけるcccDNA量が非常に少ないパターンと多いパターンに二分されることを示すことができた。この研究結果は世界で初めてHBV既往感染者における肝細胞癌切除の標本を用いてcccDNA量を測定した研究であり、意義は十分に認められる。本研究では予定通り、対象であるHBsAg陽性者・HBV既往感染者において、検体収集を開始した。検体は肝切除標本ならびにPBMC(末梢血単核球)であり、いずれも凍結保存された。
R5年度: 上記検体収集を終了し、予定通り東大新学術領域・鈴木研究室にてNGS解析を行った。イルミナ、ナノポアにての癌部非癌部フルゲノム解析を終了し、現在その結果をさらに解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り検体収集・ゲノム解析を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度となるR6年度は、当初の研究計画通り、これまでのゲノム解析結果から論文化・発表に向けて進めていく。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)