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産科危機的出血における微細超音波血流ドプラを用いた病態診断と病態別止血法の開発

Research Project

Project/Area Number 22K09197
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 55060:Emergency medicine-related
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

西村 陽子  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (30897252)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本間 千夏  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (20836994)
長谷川 潤一  聖マリアンナ医科大学, 医学研究科, 教授 (80365775)
Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Keywords産科危機的出血 / FASO / 微細血流超音波ドプラ
Outline of Research at the Start

生命を脅かすような分娩時あるいは分娩後の大量出血(産科危機的出血)は、妊産婦 300 人に約 1 人の頻度で発生するといわれている。産科危機的出血は、容易に産科 DIC(播種性血管内凝固症候群)という血液の凝固異常を起こし、急速に全身状態の悪化を招くという特徴がある。産科危機的出血の原因は多岐にわたり、突発的に起こることも多く、迅速に出血原因を診断し、すみやかに治療を開始することが重要である。本研究は簡便に行うことができる超音波検査を使用して、産科危機的出血の原因を速やかに診断し、病状の重症度を把握すること、それにより、産科危機的出血の現場で実践可能な治療指針を作成することを目的とする。

Outline of Annual Research Achievements

本研究は、いつでも簡便に短時間で行うことができる超音波検査を使用して、産科危機的出血の原因を速やかに診断するとともに病状の重症度を把握すること、またそれにより、それぞれの出血の原因を速やかに明らかにし、治療方針の決定へつなげられるようなアルゴリズムを作成することを目的としている。具体的にはFASO (Focused Assessment with Sonography for Obstetrics )と呼ばれている産科救急現場で行う超音波検査と繊細な診断と止血法の選択が重要となるような子宮内病変(胎盤遺残や癒着胎盤など)を鑑別できる微細血流超音波ドプラ (SMI: Superb-Microvascular Imaging )を組み合わせて行うことによって、速やかな出血原因の診断と病状の重症度を把握すること、その病態に応じた治療方針を決定し、産科危機的出血の現場で実践的に用いることができるアルゴリズムを完成させることが目的である。非侵襲的な超音波検査で、FASOとSMIを組み合わせることにより迅速な出血の病態評価をするという目的を加えた新しい手法であり、超音波データの検討を重ねることで的確な治療法の選択に繋がると考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

共同研究者の人事異動や感染対策などの問題から、妊産婦全員に超音波検査を実施することが難しい状況が続いている。産科危機的出血などの限られた症例の情報の取得となってしまい、正常データの取得が進んでいないのが現状である。

Strategy for Future Research Activity

感染対策の緩和、公平なデータを取得するための超音波手技などの指導、つねに分娩の現場でFASO+SMIができるような設備環境を整えることが必要と考えている。

Report

(2 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2022-04-19   Modified: 2024-12-25  

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